- 激変する仮想通貨市場
- そもそもコインとは!?
- なぜ時価総額を見るのか?
- 上位30コイン
- 第1位 ビットコイン(BTC)
- 第2位 イーサリアム(ETH)
- 第3位 バイナンスコイン(BNB)
- 第4位 テザー(USDT)
- 第5位 リップル(XRP)
- 第6位 ドージコイン(DOGE)
- 第7位 カルダノ(ADA)
- 第8位 ポルカドット(DOT)
- 第9位 ユニスワップ(UNI)
- 第10位 ライトコイン(LTC)
- 第11位 ビットコイン·キャッシュ(BCH)
- 第12位 ChainLink(LNK)
- 第13位 VeChain (VET)
- 第14位 ソラナ(SOL)
- 第15位 USDコイン(USDC)
- 第16位 ステラー(XLM)
- 第17位 Filecoin(FIL)
- 第18位 シータ(THETA)
- 第19位 Wrappedビットコイン(WBTC)
- 第20位 トロン(TRX)
- 第21位 モネロ (XMR)
- 第22位 バイナンスUSD(BUSD)
- 第23位 Terra
- 第24位 ネオ(NEO)
- 第25位 Klayth
- 第26位 イオス (EOS)
- 第27位 アイオタ(IOTA)
- 第28位 パンケーキスワップ (CAKE)
- 第29位 ビットコインSV (BSV)
- 第30位 ビットトレント
- まとめ
激変する仮想通貨市場
このサイトでは定期的に仮想通貨(暗号資産)の時価総額ランキングを紹介させて頂いています。
前回は今年1月時点の市場状況を御紹介したのですが、その後多くのコインの価格が高騰して僅か数ヶ月で仮想通貨の勢力図が激変してしまいました。
ビットコインの価格は4月には700万円にタッチする所まで上がり、そこからの下落も経験しました。
他のコインも1月とは既に比較にならないほどに価格が変動しています。
そこで今回はゴールデンウィークに仮想通貨市況を見直す機会として、2021年4月25日時点の仮想通貨時価総額ランキングを紹介していきます。
尚前回のランキング詳細については記事を参考にして下さい。
そもそもコインとは!?
「コイン」とは仮想通貨(暗号資産)やトークンと呼ばれるものの総称として使われています。
株式で言う所の「銘柄」、FXで言う所の「通貨」に相当する言葉です。
但し仮想通貨の実体は電子的な暗号データでしかないので、コインとは言っても100円玉の様な実物のコイン(硬貨)がある訳ではありません。
時々ビットコインの実物コインの様な写真が出ている事がありますが、あれはあく迄ビットコインをイメージしやすくする為に硬貨を模して造られたものです。
なぜ時価総額を見るのか?
仮想通貨(暗号資産)の中で各コインの現在の実力を比較する指標としては「価格」ではなく「時価総額」を用いるのが一般的です。
例えばAというコインの価格が1,000円、Bというコインの価格が2,000円だとしてもコインの発行枚数が違うので、どちらのコインの方が規模が大きいのかは分かりません。
株式市場で会社の価値・大きさを株式の時価総額で測るのと同じ様に、仮想通貨でも各コインの規模は時価総額で比較するのが適当と考えられています。
各コインの時価総額は以下の式で簡単に計算する事ができます。
・時価総額=価格×発行済枚数 (数量)
但し仮想通貨は価格の変動幅が非常に大きいので、時々の価格によって時価総額も大きく変動する事になります。
実際前回(1月)から僅か4ヶ月ほどで時価総額が数倍に膨れ上がっているコインも少なくありません。
上位30コイン
今回は2021年4月25日のCoinMarketCap発表データを基に、仮想通貨(暗号資産)の時価総額上位100コインの内 1位〜30位を紹介します。
いずれも魅力ある仮想通貨ばかりなのでコイン選択の参考にして下さい。
また31位以降にも魅力あるコインが揃っていますので、こちらのコインについては次の記事を参照下さい。
(* 前回順位、時価総額は2021年1月3日時点のデータです。)
(**前々回順位、時価総額は2019年6月時点のデータです。)
第1位 ビットコイン(BTC)
■PJ名称 ビットコイン/Bitcoin
■通貨記号 BTC
■時価順位 1位→(前回1位*)
■時価総額 101.3兆円↗(前回62.4兆円*)
■通貨価格 539万円↗ (前回336万円*)
ビットコインはSatoshi Nakamoto氏と名乗る謎の人物によって2008年に提唱され、翌2009年に実現した世界で初めての仮想通貨(暗号資産)です。
ビットコインが他のコインに与えた影響は絶大であり、誕生以来現在まで暗号資産の絶対王者の座にあり続けています。
2021年4月24日時点でビットコインの時価総額は101兆円に上り、前回の2021年1月3日時点(62.4兆円)から僅か4ヶ月で約1.6倍の規模に拡大しています。
仮想通貨全体の時価総額のほぼ半分をビットコインが占めており、ビットコインの存在感は圧倒的です。
ビットコイン以外のコインを「アルトコイン」という別の総称でまとめてしまう程にビットコインの存在は別格です。
ビットコインの他の(アルトの)コインでアルトコインです。
但しそんなビットコインも技術的にはさまざまな壁に直面しています。
それでもビットコインには活発なコミュニティがあり、問題を解決するための仕組みは機能しています。
最初に押えるべき仮想通貨は、やはりビットコインと言えます。
第2位 イーサリアム(ETH)
■PJ名称 イーサリアム/Ethereum
■通貨記号 ETH
■時価順位 2位→(前回2位*)
■時価総額 27.9兆円↗ (前回9.1兆円*)
■通貨価格 239,564円↗(前回79,818円*)
ビットコインに次ぐ知名度を持ち、アルトコイン最大の時価総額を誇っているのがイーサリアム(ETH)です。
イーサリアムは本来はイーサリアム・プロジェクトというプロジェクト(プラットフォーム)の名称で、仮想通貨(暗号資産)の名称としてはイーサが正しいのですが、広くイーサリアムの名称で知られています。
ビットコインの最大のライバルと言われながらも時価総額では圧倒的な差があり、一時はリップルにも上回られていましたが、ここに来て再び成長軌道に乗り、規模を拡大してきています。
2011年に誕生したイーサリアムは、先駆者ビットコインに対して「仮想通貨2.0」と評されるほど機能面では大きな進化を果たしました。
中でも特筆すべきはスマートコントラクトという機能で、仮想通貨の発展に大きな影響を与えました。
例えばイーサリアムのスマートコントラクト機能を使うことによって、ERCという規格の独自のコイン(トークン)を容易に発行することができるようになりました。
ERC規格のトークンとして発行され、その後メジャーなコインとして流通しているものも少なくありません。
卓越したコンセプト持つ堂々のメジャーコインと言えます。
2021年4月には大型アップデート「Berlin」も成功し、益々存在感を増しているコインです。
第3位 バイナンスコイン(BNB)
■PJ名称 バイナンスコイン/BinanceCoin
■通貨略号 BNB
■時価順位 3位↗(前回8位*)
■時価総額 8.1兆円↗ (前回5.6億円*)
■通貨価格 53,027円↗(前回3,925円*)
■通貨区分 取引所トークン
バイナンスコイン(BNB)は、世界有数の仮想通貨取引所バイナンス(Binance)の独自トークンとして誕生したコインです。
今年に入って大きく価格を上げ、順位もジャンプアップしました。
バイナンスではコインを購入する時にビットコイン建やイーサリアム建でコインを買うよりもバイナンスコインで買った方が手数料が安くなります。
他にも様々な特典がバイナンスコインに付与されており、コインの価値を高めています。
取引所の成長と共にバイナンスコインも時価総額を高め、瞬く間にメジャーコインの一角を占めるようになりました。
第4位 テザー(USDT)
■PJ名称 テザー/Thether
■通貨略号 USDT
■時価順位 4位↗(前回3位*)
■時価総額 5.3兆円↗(前回2.2兆円*)
■通貨価格 107.9円ー(前回104.4円*)
■通貨区分 ステープルコイン
テザー(USDT)はビットコインやイーサリアムなどとは異なる性格を持つコインです。
デザーは価格を法定通貨の米ドルと連動させ、1ドル≒1USDTになるように設計されています。
この様に価格を法定通貨と連動させたコインは「ステープルコイン」と呼ばれているのですが、その代表的な存在と言えるのがこのテザーです。
ステープルコインは法定通貨と価格がほぼ同じになるので、原則的に価格差益を狙った投資の対象にはなりませんが、仮想通貨全体にとっては非常に大きな意味を持っています。
テザーは発行枚数に相当する米ドルを担保としてプールする事で価格の安定を図っています。
ところが実際には充分な額の米ドルが担保されていないのではないかとの疑念がしばしば持ち上がっています。
テザーの信用が揺らぐと他のコインの価格にも影響を与えてしまうため、その動向には注意を向ける必要があります。
第5位 リップル(XRP)
■PJ名称 リップル/Ripple
■通貨記号 XRP
■時価順位 5位↘(前回4位*)
■時価総額 5.2兆円↗(前回1.0兆円*)
■通貨価格 114.6円↗(前回23.36円*)
リップル(XRP)は、国際送金の改革を目指すプロジェクト「リップル・プロジェクト」の中で動くコインとして開発されました。
他の仮想通貨とは違い、リップルは米国のリップル社が発行する中央集権的なコインという点が大きな特長となっています。
リップル社の提唱するリップルプロジェクトには世界的な金融機関や企業が多数名を連ねており、国際送金システムの改革を推し進めています。
日本でもリップルの人気は高く、国内の多くの取引所がリップルを取扱っています。
リップルはここ数年は時価総額第3位の座を占めていたのですが、2020年の終盤にテザーに抜かれて順位を落としています。
それでもリップルの開発は順調に進んでいたのですが、2020年12月に米国証券取引委員会(SEC)がリップル社を提訴したことによって一時価格が急落するなどリップルを巡る状況は不透明さを増しています。
SECとの裁判の行方がリップルの将来を大きく左右することは確かなので、今後も注視していく必要があります。
第6位 ドージコイン(DOGE)
■PJ名称 ドージコイン/Dogecoin
■通貨記号 DOGE
■時価順位 6位↗↗(前回22位*)
■時価総額 3.8兆円↗(前回1,428億円*)
■通貨価格 30.07円↗(前回1.12円*)
ドージコインは個性的な犬のデザインのシンボルを持つ仮想通貨です。
2021年3月に入ってイーロン・マスク氏のツイートなどをきっかけに人気が再燃し、価格が大幅に上昇しました。
元々はネットコミュニティの中である種の「ネタ」として生まれたコインなのですが、しっかりとした基本性能を実装しています。
日本のモナコインとよく似た立ち位置のコインと言えます。
第7位 カルダノ(ADA)
■PJ名称 カルダノ/Cardano
■通貨記号 ADA
■時価順位 7位↗(前回9位*)
■時価総額 3.8兆円↗ (前回5,596億円*)
■通貨価格 120.81円↗(前回17.99円*)
カルダノ(ADA)はイーサリアムの開発にも携わっていたチャールズ・ホスキンソン(Charles Hoskinson)氏が開発したブロックチェーンブロジェクトです。
カルダノのシステム(プラットフォーム)で動くコインがADA(エイダコイン)となります。
カルダノ(ADA)は不正ができないオンラインゲームやオンラインカジノなど未来予測市場に強みを持つシステムとして人気を博しています。
第8位 ポルカドット(DOT)
■PJ名称 ポルカドット/Polkadot
■通貨記号 DOT
■時価順位 8位↘(前回6位*)
■時価総額 2.9兆円↗(前回8,326億円*)
■通貨価格 3,189円↗(前回931円*)
ポルカドット(DOT)はイーサリアムの共同創業者であるギャビン・ウッド氏によって立ち上げられた、非常に勢いのある仮想通貨プロジェクトです。
汎用性の高いシステムを持ち、更に異なるブロックチェーンを繋げることで相互運用が可能になる機能を掲げ、開発を進めています。
1月からは順位を落としていますが、昨年からの躍進は目覚ましく、時価総額も大きく増えています。
関連するアプリケーションも続々と立ち上がり、今後も進化が期待できます。
第9位 ユニスワップ(UNI)
■PJ名称 ユニスワップ/Uniswap
■通貨記号 UNI
■時価順位 9位↗(前回26位*)
■時価総額 1.7兆円↗(前回1,312億円)*
■通貨価格 3,323円↗(前回487円*)
■通貨区分 取引所トークン
Uniswapトークン(UNI)は分散型取引所の象徴的存在であるUniswapで発行された独自トークンです。
Uniswapが取扱金額で世界的な取引所と肩を並べるまでに成長し、また個人投資家に流動性資産の提供という新しい投資方法を提供したことによってUNIの人気も定着しました。
2020年には大胆なエアドロップ(コインの無料配布)を実施したことでも大きな注目を集めています。
仮想通貨(暗号資産)の幅を広げた存在として今後も存在感を発揮しそうです。
第10位 ライトコイン(LTC)
■PJ名称 ライトコイン
■通貨記号 LTC
■時価順位 10位↘(前回5位*)
■時価総額 1.6兆円↗ (前回9,350億円*)
■通貨価格 24,736円↗(前回14,035円*)
ライトコイン(LTC)は、元Googleエンジニアのチャーリー・リー氏によって開発された仮想通貨(暗号資産)です。
2011年に生まれたライトコインはビットコインと共に、第一世代の仮想通貨として米国を中心に幅広い人気を得ています。
リー氏の「ビットコインが金を目指すなら、 ライトコインは銀を目指す」という発言はライトコインの立ち位置をよく表しています。
ビットコインより取引の処理速度が速く、マイニングも容易にできるなどの特長を持ち、決済などの手段としての実用化にもー早く取組を始めています。
第11位 ビットコイン·キャッシュ(BCH)
■PJ名称 ビットコインキャッシュ
■通貨略号 BCH
■時価順位 11位↘(前回7位*)
■時価総額 1.5兆円↗ (前回6,870億円*)
■通貨価格 84,624円↗(前回36,935円*)
ビットコインキャッシュ(BCH) は、2017年8月にビットコインから分岐する形で誕生した仮想通貨(暗号資産)です。
ビットコインから分岐(ハードフォーク)をしたのでベースとなる技術はビットコインとほぼ同じですが、全く別のコインになります。
機能的にはビットコインよりも取引情報を記録するブロックの容量が大きく、一度に処理できる取引量が多いという特徴が有ります。
第12位 ChainLink(LNK)
■PJ名称 ChainLink
■通貨記号 LNK
■時価順位 12位↘(前回10位*)
■時価総額 1.4兆円↗(前回4,939億円*)
■通貨価格 3,432円↗(前回1,236円*)
Chainlink(LINK)は、スマートコントラクト(SmartContract)社によって開発された仮想通貨(暗号資産)です。
その名前の通り。異なるブロックチェーンを繋げる(リンクする)、あるいはブロックチェーンとブロックチェーン以外の記録を結びつけて機能するプラットフォーム(基盤)を目指しています。
第13位 VeChain (VET)
■PJ名称 ヴィー・チェーン/VeChain
■通貨記号 VET
■時価順位 13位↗(前回25位*)
■時価総額 1.2兆円↗(前回1,330億円*)
■通貨価格 19.16円↗(前回2.0円*)
VeChainは商品・製品の記録をブロックチェーンに残す事ができる機能を持つコインです。
特殊なチップを製品(商品)に埋め込み、チップの情報を連動させると言うものです。
製造業、小売業の商品管理に大きな影響を与える可能性のある機能として注目を集めています。
BMWやH&M、ファミリーマートなどの大企業が続々と実験や導入に踏み切るなど現実のビジネスへの展開が着々と進んでいます。
第14位 ソラナ(SOL)
■PJ名称 ソラナ/Solana
■通貨記号 SOL
■時価順位 14位↗(前回114位*)
■時価総額 1.2兆円↗(前回93.6億円*)
■通貨価格 4,496円↗(前回201.03円*)
ソラナ(SOL)は多くのプロジェクトが開発を進める分散型金融(DeFi)の分野で非常に有望なプロジェクトとして注目されています。
ソラナのシステム上で動くコインがSOLという関係になります。
毎秒5万件の取引を処理できる圧倒的なスペックを抱え、いくつもの革新的な技術を持つソラナ(SOL)は着々と足場を固めています。
第15位 USDコイン(USDC)
■PJ名称 USD Coin
■通貨記号 USDC
■時価順位 15位↘(前回11位*)
■時価総額 1.2兆円↗(前回4,233億円*)
■通貨価格 107.92円- (前回103.22円*)
USD Coin(USDC)はサークル社が発行する米ドルに価格を連動(ペッグ)させたステープルコインと呼ばれるタイプの仮想通貨(暗号資産)です。
米ドルと連動するステープルコインとしてはテザー(USDT)やダイ(DAI)が有名ですが、USDCも着々と勢力を拡大しています。
基本的に価格は1USDC≒1ドルに固定されているので投資対象とはなりにくいですが、こうしたステープルコインの充実は仮想通貨市場にとっては重要です。
第16位 ステラー(XLM)
■PJ名称 ステラー
■通貨記号 XLM
■時価順位 16位↘(前回14位*)
■時価総額 1.0兆円↗(前回2,867億円*)
■通貨価格 46.21円↗(前回13.09円*)
ステラー(XLM)は、リップルの開発者でもあるジェド・マケーレブ氏のプロジェクトによって生まれた仮想通貨(暗号資産)です。
実際にはステラーはプロジェクト(プラットフォーム)名称で、通貨の名称はルーメン(XLM)になります。
リップルのブロックチェーンを基に開発されていますが、リップルとは全く別のコインになります。
リップルのプロジェクトが、銀行間などの大口の国際送金を主な用途として想定しているのに対し、ステラーのプロジェクトはより小額の国際送金・個人間送金を想定して開発されています。
世界中の誰の元へでも簡単に送金ができる社会にするというステラーのコンセプトを支持するファンも多く、メジャーコインとしての地位を築きました。
第17位 Filecoin(FIL)
■PJ名称 Filecoin
■通貨記号 FIL
■時価順位 17位↗(前回33位*)
■時価総額 9,844億円↗(前回999億円*)
■通貨価格 14,455円↗ (前回2,240円*)
Filecoin(FIL)はWeb3.0の本命とも目される次世代のデータ保管技術として注目されているIPFSという技術を展開するプロジェクトです。
Filecoinのシステムを回すための通貨機能が同名のFilecoin(FIL)という位置づけになります。
開発の初期段階から名だたる国際的企業が多数参加したことでも注目を集めています。
第18位 シータ(THETA)
■PJ名称 シータ
■通貨記号 THETA
■時価順位 18位↗(前回17位*)
■時価総額 9,527億円↗(前回2,390億円*)
■通貨価格 952.73円↗(前回238.27円*)
Theta(THETA) はビデオストリーミングに特化したプラットフォームで開発されたコインです。
クリエイターとユーザーを直接結びつけることができる仕組みを構築し、人気を博しています。
第19位 Wrappedビットコイン(WBTC)
■PJ名称 Wrappedビットコイン
■通貨記号 WBTC
■時価順位 19位↘(前回12位*)
■時価総額 8,521億円↗(前回3,891億円*)
■通貨価格 541.4万円↗(前回円336.2万円*)
Wrappedビットコイン(WBTC)はビットコインをイーサリアムのネットワーク上で送金・取引するために発行されたコインです。
イーサリアム系のブロックチェーンでは最大のコインであるビットコインを動かせない為、ビットコインと同じ価値を持つコインとして開発された、イーサリアムの規格(ERC20規格)のトークンです。
ビットコインを担保に1:1の割合で発行され、ビットコインの価格に連動しています。
第20位 トロン(TRX)
■PJ名称 トロン
■通貨記号 TRX
■時価順位 20位↘(前回18位*)
■時価総額 8,134億円↗(前回1,996億円*)
■通貨価格 11.35円↗(前回2.79円*)
トロン(TRX)はエンターテインメント業界を活性化させる環境を実現するために開発された仮想通貨(暗号資産)です。
2017年にICOを実施すると直ぐに大幅な急騰をして話題を集めました。
第21位 モネロ (XMR)
■PJ名称 モネロ
■通貨記号 XMR
■時価順位 21位↘(前回15位*)
■時価総額 7,697億円↗(前回2,637億円*)
■通貨価格 43,016円↗(前回14,815円*)
モネロ(XMR) は、送金に特化した仮想通貨(暗号資産)です。
匿名性の高さが最大の特徴で、 主に国外で人気の高いコインです。
取引処理の速度はビットコインの5倍、マイニングも比較的簡単など基本仕様の高いコインとなっています。
2014年発行と古いコインでありながらもしばらくは殆ど値が付きませんでしたが、2016年から価格が上昇しメジャーコインとなりました。
以前は国内の取引所コインチェックでも取扱いはありましたが、現在はその匿名性が問題とされ国内の取引所では取扱いがありません。
第22位 バイナンスUSD(BUSD)
■PJ名称 BainanceUSD
■通貨記号 BUSD
■通貨価格 107.89円(前回103.2円*)
■時価順位 22位↗(前回28位*)
■時価総額 7,526億円↗(前回1,178億円*)
■通貨区分 ステープルコイン
バイナンスUSD(BUSD)は、世界有数の仮想通貨取引所Binanceが発行する米ドル連動のステープルコインです。
第23位 Terra
■PJ名称 Terra
■通貨記号 LUNA
■時価順位 23位↗(前回60位*)
■時価総額 6,587億円↗(前回325億円*)
■通貨価格 1,751円↗(前回67.13円*)
第24位 ネオ(NEO)
■PJ名称 ネオ
■通貨記号 NEO
■時価順位 24位↗(前回31位*)
■時価総額 6,238億円↗(前回1,043億円*)
■通貨価格 8,844円↗ (前回1,475円*)
ネオ(NEO)は中国系の暗号資産で「中国版イーサリアム」とも呼ばれているコインです。
イーサリアムと同じ様にスマートコントラクト機能を実装している上組、取引の処理速度が非常に速いなど高水準なスペックを抱えています。
中国では非常に知名度のあるコインで、日本にもコミュニティがあり、ブロックチェーンのカンファレンスなどに積極的に出展して活動しています。
中国の規制の影響を受けやすい事が不安材料ですが、当局がブロックチェーンを取り込んで行く姿勢を打ち出した時には大きな飛躍が期待されるコインです。
第25位 Klayth
■PJ名称 Klayth
■通貨記号 KLAY
■時価順位 25位
■時価総額 5,514億円↗
■通貨価格 224.40円↗
第26位 イオス (EOS)
■PJ名称 イオス
■通貨記号 EOS
■時価順位 26位↘(前回16位*)
■時価総額 5,322億円↗(前回2,520億円*)
■通貨価格 554.66円↗(前回270.24円*)
イオス(EOS)は既存の有力コインを遥かに上回る高い基本スペックを装備し、第3世代の暗号資産として開発当初から大きな注目を集めていたコインです。
ビットコインやイーサリアムと比べて圧倒的な処理能力を持ち、送金手数料も発生しないなど多くの魅力を抱えています。
第27位 アイオタ(IOTA)
■PJ名称 アイオタ/IOTA
■通貨記号 IOTA
■通貨価格 183.87円↗(前回29.18円*)
■時価順位 27位↗(前回38位*)
■時価総額 5,110億円↗(前回813億円*)
アイオタ(IOTA)はIoT社会の実現に向けて、最適ないんインフラを構築しようというプロジェクトでIOTAはその中で使われる暗号資産として開発が進められています。
IoTは日常のあらゆるものをインターネットに接続してより社会を便利にして行こうという構想です。
IOTAはその中で発生する小額の決済に適しており、送金手数料無料で迅速な決済を行う事ができます。
またIoTではセキュリティが脆弱だと、日常生活を外部者にコントロールされてしまう危険がありますが、IOTAでは一回毎に秘密鍵が変わる仕組みなどを実装しています。
今後の需要が大いに期待される分野だけにIOTAにも注目が集まっています。
第28位 パンケーキスワップ (CAKE)
■PJ名称 パンケーキスワップ/PancakeSwap
■通貨略号 CAKE
■総合順位 28位
■時価総額 4,907億円
■通貨価格 3,070円
■通貨区分 取引所トークン
パンケーキスワップ・トークン(CAKE)は、分散型取引所パンケーキスワップの発行するトークンです。
バイナンス独自のブロックチェーンであるBSC上で動くトークンです。
イーサリアム系の分散型取引所が送金手数料の高騰に苦しむ中で、送金手数料の安いBSC系の分散型取引所が躍進しました。
パンケーキスワップはその代表格といえる存在です。
パンケーキスワップの爆発的な成長と共にCAKEの価格も上がり、上位を伺う所まで拡大してきています。
第29位 ビットコインSV (BSV)
■PJ名称 ビットコインSV/BitcoinSV
■通貨記号 BSV
■時価順位 29位↘(前回13位*)
■時価総額 4,802億円↗(前回3,141億円*)
■通貨価格 25,661円↗ (前回16876円*)
■通貨区分 派生型コイン
ビットコインSVはビットコインキャッシュからの分岐によって誕生したコインです。
ビットコインSVのSVはサトシ・ビジョンの略ということです。
ビットコインキャッシュがビットコインから分岐する時にもその分岐に深く関わっていたクレイグ・ライト氏が中心となって開発されました。
ビットコインやビットコインキャッシュよりも安全に使えるコインを目指しています。
第30位 ビットトレント
■PJ名称 ビットトレント/BitTorrent
■通貨記号 BTT
■時価順位 30位↗(前回61位*)
■時価総額 4,803億円↗(前回325億円*)
■通貨価格 0.72789円↗(前回0.032844円*)
■通貨区分 取引所トークン
ビットトレント・トークン(BTT)は個人間取引のプラットフォーム大手ビットトレントが発行したコインです。
ビットトレントがTRONの傘下に入っていることもありTRONのブロックチェーンの規格(TRC10)を使って発行されています。
しばらく価格の動きは少なかったのですが、2021年に入って大幅に価格が上昇しトップ30に入る規模になってきました。
まとめ
ここまで時価総額上位30位の仮想通貨(暗号資産)を紹介してきました。
それぞれに個性や魅力があり、殆どのコインが時価総額を大幅に上げてきました。
独自のコンセプトとそれを支える技術・開発力を持ったコインでなければ到底上位30位には入ってこれません(実は1つだけ例外があるのですが…)。
仮想通貨をこれから保有してみたいという方であれば、まずはこの上位30コインの中から選ぶ事をお薦めします。
既にある程度価格が上がっているコインではありますが、ここから更に上がる事も充分に期待できます。
よく見比べて自分が一番魅力的だと感じるコインを見付けて下さい。
もちろん実際の投資は御自分の判断、自己責任でお願いします。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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