USD Coin(USDC)とは⁉ドルペック暗号資産の特徴を解説

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USD Coin(USDC)

(2021.1.7.改訂)
USD Coin(USDC)は、米国の暗号資産事業会社 Circle(サークル)社が開発した暗号資産(仮想通貨)です。
コインの価値を1ドル=1USDCに固定(ペッグ)したステープルコインと呼ばれる種類のコインです。
2018年9月に公開されたばかりの言う新しいコインでありながら瞬く間に時価総額を拡大し、有カコインとして台頭してきました。
同じステープルコインであるテザー(USDT)の地位を脅かす存在として注目されています。
通貨記号はUSDT。 4,233億円の時価総額を誇り、時価総額ランキング11位に付けています。

●通貨名称 USD Coin (USDC)
●通貨単位 USDC
●総合順位 11位*(前回31位**)
●通貨価格 103.2円*(前回107.71円**)
●時価総額 4,233億円*(前回373億円**)
●公開時期 2018年9月公開
●発行上限 1億3400万枚
●承認方法 PoW

(* 2021.01.03. CoinMarketcap公開データより集計)
(**2019.06.20. CoinMarketcap公開データより集計)

USD Coin (USDC)の特長

USD Coin(USDC)の特長、メリットとしてはどの様なものがあるでしょうか。
主な項目としては

●価格がドルに固定(ペッグ)されている
●信用性が高い
●ERC20規格のトークン

と言った項目が挙げられます。

価格がドルに固定(ペッグ)されている

USD Coin(USDC)ではコインの価値を1ドル=1USDCに固定(ペッグ)しています。
法定通貨に価値を連動させているコインはステープルコインあるいはペッグ通貨などと呼ばれています。
米ドルに連動しているステープルコインとしてはテザー(USDT)が有名ですが、USD Coin (USDC)はテザー(USDT)に次ぐ時価総額を誇ります。
とは言ってもテザー(USDT)の2019年6月20日時点の時価総額3, 819億円に対してUSD Coin (USDC)の時価総額は373億円と1割以下しかありません。
USD Coin(USDC)では発行するUSDCと同量の法定通貨をプールする事で価値を担保しています。法定通貨などの裏付を持つステーブルコインの事をハードペック通貨と言います。
テザー(USDT)もハードペッグ通貨の1つです。
これに対してDai(DAI)Zen(ZEN)と言ったステープルコインでは、 アルゴリズムによって価値を維持する様に設計されています。
こちらはソフトペッグ通貨と呼ばれます。

信用性が高い

USD Coin(USDC)はコンプライアンス面の質の高さを売りにしています。
法定通貨の代わりとして機能させるステープルコインの場合は、一般的なコイン以上に信頼性が問題になります。
Circle社によって、USD Coin(USDC)は米国の送金法に沿った高い透明性を持つステープルコインである事がアナウンスされています。
Circle社は日本ではあまり馴染みがない企業ですが、 モバイル事業を基幹事業としながら仮想通貨事業も展開する、米国ではかなり知名度のある企業です。
2018年2月には大手仮想通貨取引所のPoloniex(ポロニエックス)を買収して話題となりました。
Circle社は世界的マイニング企業として知られるBitmain社ともパートナーシップを結び、Bitmain社から約1億ドルの出資を受けた事を明らかにしています。ゴールドマンサックスや中国の百度など国際的な目巨大企業からサポートを受けている事も発表されています。
競合するテザー(USDT)では、 発行元のテザー社が数度に渡って担保となる米ドル資産の不透明な流用を指摘されており、 信用性が十分とは言えない為
USD Coin (USDC)が信頼性を維持している点は大きな強みと言えます。

ERC20規格のトークン

USD Coin(USDC)はイーサリアム(ETH)のトークン発行機能に沿ったERC20規格で発行されています。
ERC20規格のトークンはイーサリアム(ETH) と同等の基本スペックを持ち、イーサリアム用のウォレットに保管する事もできます。

USD Coin (USDC)のデメリット

USD Coin(USDC)のデメリットとしてはどの様なものがあるでしょうか。
主な項目としては

裏付け資産が流用される危険性
国内の取引所で購入できない

と言ったものが挙げられます。

裏付け資産が流用される危険性

USD Coin(USDC)は法定通貨を裏付としているハードペッグ通貨である為、裏付け⑦資産やCircle社に不安が生じるとコインとしても信用を失うリスクがあります。
Circle社はコンプライアンスの高さをアピールしていますが、ハードペッグ通貨が|構造的に抱える問題と言えるかも知れません。

国内の取引所で購入できない

USD Coin(USDC)は、日本の取引所では取り扱っている所が無く、購入する事ができません。
どうしてもUSD Coin (USDC)を購入したいと言う事であればは、 海外の取引所に口座を開設して購入する必要があります。
海外であれば、有カ取引所の多くで取り扱われており、流動性もあるので取引はしやすいコインと言えます。
2019年6月現在USD Coin(USDC)を上場している主な取引所としては

OKEX
CoinEx
CPDAX

などが挙げられます。

価格の見通し!

2021年1月3日現在、USD Coin(USDC)の価格は103.2円を付けています。
USD Coin(USDC)は米ドルにペッグしたステープルコインである為、 基本的に価格が大きく変動する事はありません。
価格差益を目的とした投機対象としてはふさわしくありません。
もちろん実際の取引は御自身の判断、自己責任でお願いします。

まとめ

USD Coin(USDC)は公開前から注目を集めていたステープルコインです。
投機対象としては重要ではありませんが、仮想通貨(暗号資産)の世界を安定させる為にはステープルコインの存在が重要です。
テザー(USDT)が裏付け資産の管理面に不安を抱えているだけに、USD Coin(USDC)が高い信頼性を維持できれば、 幅広く浸透していく可能性もあります。
是非御注目下さい。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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