ICON(ICX)とは!?韓国版イーサリアムの実力を解説

暗号資産
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ICON(ICX)

(2021.01.07.改訂)
ICON(ICX)は「韓国版イーサリアム」とも呼ばれる暗号資産(仮想通貨)です。
ICONのプロジェクトでは分散型ネットワークの構築と実用化を目指しています。
韓国を中心に、証券、保険、銀行、教育、健康管理の分野に焦点を当てて実用化を進めています。
このICONのシステムの中で動くコインがICON(ICX)になります。
通貨単位はICX。263億円の時価総額を誇り、時価総額ランキング69位に付けています。

●PJ名称 ICON(ICX)
●通貨単位 ICX
●総合順位 69位*(前回53位**)
●通貨価格 45.3円*(前回38.83円**)
●時適於額 263億円*(前回184億円**)
●公開時期 2017年8月24日公開
●発行上限 4億枚
●承認方法 LFT(Loop Fault Tolerance)

(* 2021.01.03. CoinMarketcap公開データより集計)
(**2019.06.20. CoinMarketcap公開データより集計)

ICON(ICX)の特長

ICONの特長、メリットとしてはどの様なものがあるでしょうか。
主な項目としては

●独自技術の開発
●韓国の有力企業との提携
●DEXを実装

と言った項目が挙げられます。

独自技術の開発

ICONでは、独自のブロックチェーンやスマートコントラクト機能、承認方式など、独自技術の開発に拘りを持っています。
「名前を変えているだけ」と揶揄する声もありますが、技術開発に重点を置く姿勢は明確にみて取れます。

独自のブロックチェーン

ICONでは韓国のthe loop社が開発した「loopchain」という独自のブロックチェーンを使用しています。
loopchainはカスタマイズ能力が高く、他のネットワークとの連結がしやすいという特性があります。
ICONのプラットフォームを使ってDApps(ブロックチェーン技術を使ったアプリケーション)を 作成する事ができます。
またloopchainには「SCORE」と言う独自開発のスマートコントラクト機能があり、この機能を使ってさまざまな契約を自動締結・執行する事ができます。
一般的なスマートコントラクト機能の場合、更新時には膨大なデータの移行作業が必要ですが、SCOREの場合はデータを更新しなくても機能を更新できるので、作業を簡単に実行できます。

独自の承認方式

ICONでは、取引の記録を誰がどうやって承認しするかを決める承認方式に LFTと言う独自の方式を採用しています。
LFT(Loop Fault Tolerance)は、承認に関わる作業者を3つに分けて、更に投票機能を組み込む事で迅速な承認を可能にしようと言う仕組みです。
LFTでは作業者を、

●ノード  取引記録を承認するユーザー
●Lノード 取引記録を纏めてブロックを生成するリーダー役 |
●Vノード 生成されたブロックの検証を行う人

以上の3つに分け、作業を受け渡します。
検証の後Vノードによって承認するかどうかの投票が行われ、規定の賛成票を得られれば取引記録が認められます。
この承認方式によって合意形成がしやすく、迅速な取引処理が可能になります。

韓国の有力企業との提携

ICONは韓国を中心に大手企業と相次いで業務提携を結んでいます。
ICONへの韓国企業の高い評価が伺い知れます。
ICONは韓国最大級の通信会社である「SKプラネット」と業務提携をしています。
韓国の三大大手生命保険会社の1つ「Kyobo Life」とも自動保険請求サービスの推進に向けて提携を結んでいます。
韓国の生命保険は従来のシステムから抜け出せず、保険料の受け取りに時間が掛かるなどの問題を抱えています。
ICONのスマートコントラクト機能によって契約を自動執行するアプリケーションを開発し、保険請求から支払までを自動化する事を目指します。
2018年5月には日本でも有名なソーシャルネットワークサービスを展開する「LINEプラス社」との提携も果たしています。
同社と共同でジョイントベンチャー企業「Unchain」を設立し、Dappsの開発を進めます。

DEXを実装

ICONのプラットフォームには分散型取引所(DEX)が組込まれています。
DEX(Decentralized Exchange)とは特定の運用者・管理者が介在しない取引所の事です。
DEXが組込まれている事によって、ユーザーはICON(ICX)をビットコインやイーサリアムなど の他のコインに直接交換する事が可能です。
一般的な取引所に比べて手数料も格段に安くなります。

ICONのデメリット

ICONのデメリットとしてはどの様なものがあるでしょうか。
主な項目としては

●韓国の影響を受けやすい。
●国内の取引所で購入できない

と言った項目が挙げられます。

韓国の影響を受けやすい

ICONは開発も取引も韓国のウェイトが非常に高いコインなので、韓国経済の動向や通貨当局の規制の影響を受けやすいと言う点は懸念されます。
現在韓国の経済状況は芳しいとは言えず、先行きの見通しも決して良くは有りません。
法定通貨ウォンが下落する様な局面になれば、資産流出を食い止める為に仮想通貨取引への規制が強化される恐れもあります。

国内の取引所で購入できない

ICONは、日本の取引所では取り扱っている所が無く、購入する事が できません。
どうしてもICONを購入したいと言う事であれば、海外の取引所に口座を開設して購入する必要があります。
海外であれば、比較的多くの取引所で取り扱われているので取引はしやすいコインと言えます。
2019年6月現在、を上場している主な取引所としては

●Bainance(バイナンス)
●Huobi Global(フオビ・グローバル)

などが挙げられます。

価格の見通し

2012年1月3日現在、ICON(ICX)の価格は45.3円を付けています。
暗号資産全体が盛り上がった2018年1月には一時価格が1,200円にまで高騰した事もありますが、その後下落し現在の水準に落ち着いています。
良くも悪くも韓国色の強いコインなので、韓国の人に支持されるDAppsなどが開発されればICON(ICX)の価格も大きく上昇する可能性があります。
もちろん、実際の取引は御自身の判断、自己責任でお願いします。

まとめ

ICON(ICX)は独自のスマートコントラクト機能「SCORE」を武器に韓国での実績を積み上げています。
韓国国外での知名度や実績をどう上げて行くかは大きな課題ですが、足元をしっかり固めていると見る事もできます。
今後ICONのプラットフォームを使って優れたDAppsが生まれてくれば、ICONが飛躍を見せるかも知れません。
ICONの将来性を見るのであれば、ここから生まれるアプリケーションに注目して行くのが良いと思いますよ。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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