メタバース空間のNFTアート展示会『NFT FESTA』を体験してみました。

NFT
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NFTアートの展示会

NFT FESTA公式サイトより

2022年1月28日から30日までの3日間に渡って、メタバース空間を使ったNFTアートの個人クリエイター展示会『NFT FESTA』が開催されました。
NFTクリエイター約300人の作品が集結し、仮想空間で展示作品を自由に見て回れるというとても魅力的なイベントです。
VR機器や専用のアプリなどが無くても大丈夫で、パソコンやスマートフォンから簡単に来場が可能という事で、NFT FESTAの空間におじゃましてみました。
細かい所に配慮や仕掛けが施され、今後の展開にも期待が持てる新しいイベントを紹介します。

NFT FESTA

NFT FESTA「NFTの可能性を通じて、人と人とがつながるイベントを開催したい!」という発起人の想いに賛同した有志が集まり企画・運営が始まったイベントです。
発起人となったのはアートディレクターとして活躍しているさわえみかさんと、株式会社THE BATTLEのくもひらさんの御二人です。
御二人の想いにたくさんのスタッフやクリエイターさんが集まって実行委員会を作り、実現してしまったNFTイベント(メタバース・イベント)なのです。
だったら素人レベルのイベントだろうと思ったら大間違いで、その辺の企業が開催するメタバースイベントを凌駕するくらいの本格的な展示会場が出来上がってしまいました。
そうした意味でもとても興味深いイベントになりました。

■開催名称 NFT FESTA
■大会主宰 NFT FESTA実行委員会
■開催期間
 2022年1月28日〜1月30日
■入場料金 無料

公式ホームページ(開催終了)

NFTとは

NFT(Non Fungible Token)は、ブロックチェーンに記録する事で、登録されたデジタルデータとそれ以外のものを区別できるようにしたものです。
オリジナルのデータを登録してNFT化しておく事でオリジナルと複製データを識別できるようになります。
例えばデジタルアートは同じ品質のコピー作品が簡単に作れてしまう為にこれまでは現物絵画の様な価値が付きにくいという側面がありましたが、NFT化をして本物とコピーを区別できるようにした事で高額の作品が生まれるようになりました。
NFTの活用範囲は決してアートに限るものではありませんが、非常にわかりやすい分野と言えます。
NFT FESTAにも多くのNFTアート作品が集結しています。

300を超えるNFT作品を展示

NFT FESTAでは2021年11月から作品の出展希望者の募集を開始しました。
一般出展者の出品は無料として100スペースを募集した所、募集開始日には早くも100名を超える応募者が殺到しました。
募集は12月14日までとなっていたので出展希望の応募は更に積み上がりました。
応募の殺到を受けて実行委員会では展示会場の拡大に踏み切り、最終的には300を超える作品を展示する一大展示会イベントになりました。

2つのアクセス方式を用意

NFT FESTAは入場は無料で「Vket Cloud」「NeosVR」という2つのアクセス方法が用意されました。
「Vket Cloud」はパソコンやスマートフォンでブラウザから入るアクセス方法で、他には特別な機器を何も必要としません。
NFT FESTAの公式ホームページのリンクから簡単に会場にアクセスする事ができます。
一方の「NeosVR」PC VR(パソコンに接続するVRゴーグルなど)を使って利用できるアクセス方法です。
NeosVRでは暗号資産のマイニングを疑似体験できるミニゲームなども用意されているとの事でした。
今回は誰でも簡単に参加できるVket Cloud方式で会場に入って行きました。
公式ホームページにアクセスするとメタバース空間を思わせるかっこいいメインページが出てきます。
Vket Cloudを選択して『会場に入る』を押すとニックネームの入力画面が出て、好きな名前を入れると直ぐに先に進む事ができます。
アカウント登録が無いのでメールアドレスやパスワードなどは必要ありません。
気軽に展示会に入れるのはとても魅力的です。

7つの展示会場

展示会場はエントランスREDORANGEYELLOWGREENBLUEPUEPLEという7会場に別れていて、自分の分身(アバター)を通じて自由に行き来することができます。
アバターを外側から見る表示形式とアバターの目線で会場を見る表示形式を自分で切り替えられるので好きな方を選びます。
各会場は円形の展示スペースになっていて、階段などを使って1階と2階を行ったり来たりする事もできます。
壁面には様々なクリエイターさん達のNFT作品が展示されているので気になる作品に近づいて鑑賞します。
作品の側にあるボタンを押すとクリエイターさんのプロフィールや作品情報が表示されたり、作品を販売しているNFTマーケットプレイス(Openseaなど)に行く事もできます。
マーケットプレイスで作品をそのまま購入する事もできちゃいます。
他のアバターとチャットで会話する事もできますし、ダンシングモードでアバターを踊らせる事なんかもできます。

プレゼントもあります

会場内には案内所(インフォーメーションカウンター)も設置されていて近づくと吹き出しが出てきました。
案内所では自分のウォレットのアドレスを登録すると「NFT FESTA3Dピンバッチ」が貰えるというプレゼントイベントも開催していました。
ピンバッチのNFTが貰える様です。
プレゼントは後日送付という事でどの様なものか分かりませんが楽しみに待つ事にします。

まとめ

NFT FESTAは個人が発起人となって進められたものとは思えないほどしっかり創られていて、企業のイベントにも引けを取らない素敵なものでした。
非営利の良さを活かして間口の広い、拡張性のあるメタバースイベントだと感じました。
ディセントラランドやサンドボックスなどの既存の大手メタバース系プラットフォームに頼らずに本格的なメタバース空間の会場が設けられた事も驚きでしたし、特殊なVR機器や専用アプリが無くても簡単に入れるアクセスのしやすさもとても良かったです。
後は事前の告知などを厚くできれば、更に楽しい空間を創れるのではと大きな可能性を感じました。
是非とも次回以降の開催に繋げて発展させていって貰いたいです。
その際は皆さんもぜひイベントに御参加下さいね。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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