プレイ・マイニング(Play Mining)とは!?DEAPコインの国内上場で注目されるGameFiプラットフォームを解説

暗号資産(仮想通貨)
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ビットポイントにDEAPコインが上場

国内暗号資産交換会社のビットポイントに2022年1月26日付でDEAPコイン(DEP)が上場するとのニュースが流れ、DEAPコインが注目を集めました。
DEAPコインはGameFiプラットフォーム「プレイ・マイニング(Play Mining)」で使用されるユーティリティトークンとして開発されたものです。
必然的にプレイ・マイニングにも大きな注目が集まっています。
GameFiプラットフォームとは、そしてプレイ・マイニングとは何か。その魅力や将来性を紹介します。
DEAPコイン(DEP)については別の記事を参照下さい。

プレイマイニング

プレイマイニング(Play Mining)はシンガポールに本社を置くデジタル・エンターテイメント・アセット社(Digital Entertainment Asset Pte. Ltd/DEA)が運営するGameFiプラットフォームです。
2020年5月26日のサービス開始以降、東南アジアなどを中心に既に230万人を超えるユーザーを抱える一大ゲームプラットフォームに成長しています。

■PJ名称
 プレイマイニング(Play Mining)
■運営企業
 Digital Entertainment Asset Pte. Ltd/DEA)
■提供開始
 2020年5月26日〜
公式ホームページ

中身は実質日本企業⁉

デジタル・エンターテイメント・アセット社(以下DEA)はシンガポールに本社を置く会社ですが、実際には代表者の吉田直人、山田耕三を筆頭にメンバーの大半を日本人が占めています。
メディアや広告代理店、エンターテイメント業界の経験者が数多く集まっているのが特徴です。
吉田直人共同創業者兼CEOは雑誌編集長を経てゲームとアニメの会社グラムスを立ち上げています。
その後会社倒産、自己破産を経て3つの企業を起業して上場まで育てています。
現在も東証マザーズ上場の株式会社イオレ取締役会長を兼務しています。
山田耕三氏はテレビ東京で音楽やバラエティ番組の制作経験がある人物です。
エンターテインメントコンテンツの制作会社つくりば株式会社を2018年に設立しています。

■会社名
 Digital Entertainment Asset Pte.Ltd.
■代表者
 吉田直人、山田耕三
■会社設立 2018年8月
■本社所在地 シンガポール
公式ホームページ

DEA社は主に以下の3つのサービスを展開しています。

①プレイマイニング
②NFTマーケットプレイス
③DEAPコイン

プレイマイニングは前述の通りゲームプラットフォームであり、ゲーム上で獲得したアイテムなどをNFTマーケットプレイスで売買する事ができます。
NFTを購入するコインとしてDEAPコインが使用されます。
①〜③が有機的に関わる事で、プレイマイニングがGameFiのプラットフォームとして機能するのです。

GameFi

PlayMining公式サイトより

GameFiとはゲームとファイナンス(またはDeFi)を掛け合わせた造語です。
ゲーム✕金融といっても何だか解りにくいですが、ゲームで利益を得る事ができる仕組みというとイメージしやすいでしょうか。
ブロックチェーン技術の登場によってインターネットゲームに収益構造を組み入れる事が容易になりGameFiの概念が形成されました。
プレイマイニングは正にこのGameFiを具現化するためのプラットフォームであり、世界初のトークンを介したPlay to Earn(ゲームをプレイして利益を得る)のサービスを提供しています。

既にゲームは続々公開中

PlayMining公式サイトより

2022年1月時点でプレイマイニングでは既に以下のゲームが公開されています。

・Lucky Farmer
・JobTribes
・PlayMining Puzzle × JobTribes

まだゲームの数は少ないですが2022年内に10本以上のゲームが追加される見込みとなっています。
今後も多くの企業がプレイマイニング上でゲームを公開していくと考えられます。

NFT Marketplace by DEP

DAE社は「NFT Marketplace by DEP」を展開しています。
プレイマイニング上のデジタル資産はマーケットプレイスで売買する事ができます。
NFT Marketplace by DEP上での取引はDEAPコイン(DEP)で行います。
○○ゲームの△△カードを6000DEPで購入する、といった取引ができる訳です。
NFT Marketplace by DEPではNFTに関わる内外のクリエイターの権利と利益も保護され、NFTの取引が行われている限り、クリエイターは永続的にロイヤルティを獲得することができます。
既に日本を中心に100人以上のクリエイターが新しい作品でNFTを作成しています。

DEAPコイン(DEP)

NFTを購入する際に使われるのが独自コインであるDEAPコイン(DEP)です。
マーケットプレイスだけでは無く、プレイマイニング内の各種サービスでDEAPコインを使用できます
DEAPコイン自身はイーサリアムの規格(ERC20規格)で発行されたコインなので、イーサリアム系のウォレットであれば受け取りや送金が可能です。
DEAPコインの詳細については別の記事を参照下さい。

Play to Eern

プレイマイニングは世界初のPlay to Earnトークンエコノミーと掲げてサービスを提供しています。
Play to Earnは遊びながら稼ぐという新しい形の提案で、実際プレイマイニングのサイトには『遊んで暮らそう』と記されています。
以下、公式ホームページには
「楽しむことにお金を払うのはもう古い。あなたが楽しむことが、報酬に変わります。
楽しむことが、生きることを豊かに変えていく。さあ、はじめよう!」

とのメッセージが続けられています。
お金を払ってゲームを楽しむ旧来のスタイルでは無く、ゲームをする事で報酬を手に入れる新しい仕組みを提示したのです。

NFT化されたデジタル資産

プレイマイニングで稼働するゲームの中で使われるアイテムやキャラクター、カード等はNFT化され、全てがプレイヤーの保有するデジタル資産となります。
ゲームで獲得した武器やアイテム、スキルアップカードなどはNFT Marketplace by DEPで売却してDEAPコインに変える事ができます。
DEAPコインは外部の暗号資産取引所に上場されているのでこれをビットコインなどの他のコインや法定通貨に変える事も可能です。
DEAPコインは日本の交換会社ビットポイントでも取扱いを開始したので、簡単に日本円に変える手段も生まれました。
こうした環境整備によってプレイマイニングはゲームをして稼ぐ仕組みを実現しようとしているのです。

まとめ

PlayMining公式サイトより

プレイマイニングはゲームプラットフォームであると同時に、ゲームという概念を大きく変えようとする野心的なプロジェクトでもあります。
『遊んで暮らそう』という刺激的なキャッチコピーと共に、これまで浪費の対処としか見られていなかった世界に収益の機会を創りだそうとしています。
大きく飛躍できるかは人気のゲーム、キャラクターを送り出せるかに掛かっていますが、是非成功した世の中をもっと楽しいものにして欲しいですね。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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