暗号資産を始めましょう
暗号資産(仮想通貨)を購入・売却する時、日本では販売所/取引所(正確には暗号資産交換業者)に口座を開設して取引をする事になります。
預金なら銀行口座、株式取引なら証券口座を作るのと同じ事です。
ただ暗号資産交換業者という事業はまだ世の中に浸透しているとは言い難く、どの会社を選ぶべきかに悩む人も多いと思います。
当サイト「コイン資産倶楽部」では定期的に暗号資産交換業者を取り上げて紹介しています。
今回紹介するのは楽天ウォレットです。
この記事に交換会社のアフィリエイトを貼ったりはしていないので、その点では忖度無しの記事と言えるかと思います。
販売所/取引所を選ぶ際の参考にして下さい。
会社情報
楽天ウォレットは、日本の大手インターネット企業である楽天が運営する暗号資産取引所です。楽天の信頼性と、既存の楽天サービスとの連携が大きな魅力となっています。
■運営会社 楽天ウォレット株式会社
■設立時期 2016年12月15日
■会社代表 代表取締役社長 山田 達也
■本社所在 東京都港区南青山二丁目6番21号
■資本金額 850百万円
■取扱通貨 3種類(現物取引)*
■登録番号 関東財務局長 第00015号
■主要株主 楽天証券ホールディングス株式会社(100%)
■公式サイト https://wallet.rakuten.co.jp/
*2023.04.01.時点
取り扱いコインについて
楽天ウォレットでは、現物取引では主要な暗号資産3種類(ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ)が取り扱われています。これとは別に証拠金取引というサービスでは上記3種類を含む全9種類のコインを扱っています。現在はこれらのコインのみの取り扱いとなっているため、多種多様な暗号資産に投資したい場合は他の取引所と併用することを検討してください。
楽天ウォレットの2023年4月1日時点の取り扱いコインは以下の通りです。
*販は現物取引(販売所方式)、証は証拠金取引を示します。
ビットコイン(BTC) 販・証
イーサリアム(ETC) 販・証
ビットコインキャッシュ(BCH) 販・証
リップル(XRP) 証
ライトコイン(LTC) 証
テゾス(XTZ) 証
ポルカドット(DOT) 証
カルダノ(ADA) 証
ステラルーメン(XLM) 証
取引手数料
楽天ウォレットでは現物取引は販売所方式でのサービス提供となっています。販売所での取引の手数料は無料ですが、販売所では売値と買値の金額に価格差(スプレッド)があり、これが実質的な手数料相当となっています。
入金、出金手数料
楽天ウォレットでは日本円の入金手数料は無料となっています。出金時には300円の出金手数料が発生します。暗号資産の入庫も無料です。暗号資産の出庫手数料はコインによって異なります。主な入出庫手数料は以下の通りです。
コイン | 入庫手数料 | 出庫手数料 |
ビットコイン | 無料 | 0.001BTC |
イーサリアム | 無料 | 0.01ETH |
ビットコインキャッシュ | 無料 | 0.001BCH |
特徴・メリット
楽天ウォレットは楽天グループのサービスと連携しており、楽天ポイントを使って暗号資産を購入することができるなど、利便性が高いです。
使いやすいインターフェースと、初心者にも分かりやすい情報提供が行われているため、暗号資産投資の初心者にもアクセスしやすいと言えます。楽天グループが運営しているため、信頼性や安全性が高い。取引手数料がリーズナブルで、一部の取引では手数料が無料となっているため、コストを抑えることができるのもメリットと言えるでしょう。
デメリット・問題点
取り扱いコインが現物3種類と少ないため、多種多様な暗号資産に投資したい場合は他の取引所と併用する必要があります。
レバレッジ取引や先物取引などの高度な取引機能が利用できないため、上級者には物足りないかもしれません。
アプリが提供されているものの、スマホでの取引機能が限定的であるため、モバイルでの取引を重視するユーザーには不便かもしれません。
まとめ
楽天ウォレットは、楽天グループが運営する暗号資産取引所であり、その信頼性や安全性、利便性が魅力です。また、リーズナブルな取引手数料が設定されているため、初心者にもおすすめできる取引所と言えます。ただし、取り扱いコインが限られており、高度な取引機能が利用できないため、より多様な投資や上級者向けの機能を求める場合は他の取引所と併用することを検討してください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
*記事の内容には正確を期するよう注意していますが、記事内の数値・情報については最新の公的データを参照下さい。投資は自己責任で行ってください。
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