ザナ(XANA)とは?!マルチ端末に対応する注目のメタバース・プラットフォームを解説

メタバース
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存在感を増すメタバース・プロジェクト

2021年以降、メタバース関連の市場が一気に活気付き、ディセントラランドザ・サンドボックスなど、メタバース・プラットフォームの主役を担おうとするプロジェクトが続々と台頭してきています。
そうした群雄割拠のメタバース・プラットフォーム・プロジェクトの中で、マルチデバイスへの対応やWeb3仕様のメタバースといった個性を打ち出しているのがザナ(XANA)です。
日本を含む各国の行政機関や企業との提携も立て続けに発表し、後発ながら確実に存在感を増してきています。
日本のクリエイターとの提携も多数実現しており、日本市場でも大きな勢力となりそうです。
注目のメタバース・プラットフォーム、ザナ(XANA)を紹介します。

ザナ(XANA)

ザナ(XANA)ノーボーダーズ(NOBORDERZ)社が開発・運営するメタバース/ブロックチェーンのプロジェクトです。
「ザナ」という名前は桃源郷の意味を持つ言葉・ザナドゥ(Xanadu)から取ったそうです。
先行するメタバース・プラットフォームの多くがPC端末からのアクセスに限定されている中で、ザナは当初からスマートフォンやPC、VRいったあらゆる端末での展開を想定して開発されており、2022年中の公開を目指しています。

■PJ名称 ザナ(XANA)
■運営会社 NOBORDERZ
■暗号資産 XETA
■チェーン XANAチェーン
公式ホームページ

運営会社

ザナを開発しているノーボーダーズ(NOBODERS)社は米国ニューヨークとUAEのドバイに拠点を置き、インドやパキスタンにも開発拠点を持つワールドスケールの組織です。
世界15ヵ国以上、100人超のメンバーが開発を進めています。

■運営会社 NOBORDERZ
■代表者  RIO TAKESHI KUBO
■会社拠点 ニューヨーク(米国)
   ドバイ(ビジネスセンター/UAE)
■開発拠点 インド、パキスタン
公式サイト

創業者は日本人⁉

ノーボーダーズ(NOBODERS)社の創業者は米国に拠点を置く日本人のリオ・タケシ・クボ(Rio Takeshi Kubo)さんです。
リオさんはエイベックスからデビューした実績を持つミュージシャン、作曲家という側面も持っている方です。

ザナの特徴

ザナ(XANA)の特徴、メリットとしてはどの様なものがあるでしょうか。
主な特徴としては以下の項目が挙げられます。

●Web3時代のメタバース・プラットフォーム
●独自のブロックチェーン
●NFTマーケットプレイス「XANALIA」

Web3時代のメタバース・プラットフォーム

メタバース・プラットフォームの中には土地やアイテムなどをプラットフォーム側(運営会社)が管理しているケースも少なくありませんが、ザナでは土地やアバター、アイテムなどの全てがNFT化されており、ユーザーが所有します。
Web3の時代を見据えて、ザナでは中央集権型では無いメタバース・プラットフォームを志向しています。

独自のブロックチェーン

ザナではアバランチ・ブロックチェーンを基に開発した独自のブロックチェーン「ザナ・チェーン」を開発しています(厳密にはアバランチのサブネット)。
ザナ・チェーンはイーサリアムに比べて送金手数料が圧倒的に安く(実際には多くの場面で無料)、ネットワークの速度も早いという利点を持ちます。
またイーサリアムPolygon(MATIC)バイナンススマートチェーン(BSC)などのブロックチェーンと接続する事も可能です。
ザナでは独自の暗号資産ゼータ($XETA)も発行されており、$XETAは既に海外取引所への上場も果たしています。
暗号資産のゼータ($XETA)については別の記事を参照下さい。

NFTマーケットプレイス「ザナリア(XANALIA)」

ザナ・プロジェクトではメタバースで利用できるNFTを売買できる場として「ローンチパッド」「マーケットプレイス」を用意しています。
ローンチパッドはザナが提携・展開するNFTシリーズを販売する販売所です。
もう一方のマーケットプレイス『ザナリア(XANALIA)』は、ユーザーがNFTを自由に売買できる市場として機能します。
ザナではメタバース内の土地やアイテムなどが全てNFT化され、売買が可能です。
そうしたNFTを売買する際には売買への参加者が多く流動性が高い環境が望まれます。
XANAプロジェクトでは独立した市場(NFTマーケットプレイス)を展開する事で流動性の高い環境をユーザーに提供します。
XANAプロジェクトのNFTマーケットプレイス「ザナリア(XANALIA)」はメタバースのための市場という脇役では無く、独立した市場として勢力を拡大しようとしています。
NFTマーケットプレイス「ザナリア」の詳細については別の記事を参照下さい。

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土地(ランド)

ザナでは仮想空間内の土地(ランド)を販売します。
土地(ランド)はNFT化されており、自由に売買する事が可能です。
ザナでは50M✕50Mを1単位とする約75,000のランドが設定され、4つのサイズと3つの希少性(レアリティ)によってタイプ分けされています。
土地の保有者は自分の土地に建物を建てたり、貸し出して賃料を得るなどさまざまな活用をする事ができます。
ランドの数はザ・サンドボックスの約166,000区画、ディセントラランドの9万区画と比べても同等以上の希少性を得られる可能性があります。

GameFi

ザナではゲームを最大のコンテンツと位置づけています。
「NFT Duel」というゲームが既に公開されており、「Rooster Fidhterz」というゲームも間もなく公開される予定です。
NFT Duelはザナ(ザナリア)が展開するNFTカードを使って行なうデジタルカードゲームです。
NFTトレーディングカードは購入した後のコレクションとして以外の楽しみ方が余り無い点が課題でした。
NFT Duelでは保有するNFTカードをそのまま使ってゲームができます。

XANA Genesis

ザナ・ジェネシス(XANXA Genesis)はAIとNFTを融合させたNFTシリーズです。
日本アニメ系のデザインのアバターがNFTとなっており、更に各アバターはAI機能を搭載しています。
ユーザーがアバターと会話をする事ができ、会話を通じて世界に1つだけのキャラクターが生まれます。

さまざまな知識を与える事ができる。

ザナ・ビルダー

ザナ・ビルダー(XANA Builder)は誰もがメタバースの世界を創る事ができるツールです。
ザナでは企業や運営者に与えられるのでは無く、ユーザー自らがメタバースの世界を創造していく事を推奨しています。
ザナ・ビルダーを使えば土地を持っている人が容易に建物やインフラなどを造る事ができます。

アバタービルダー

アバタービルダーは表情や服装などを細かく細かく設定する事ができるツールです。
自分のアバターをカスタマイズする事で世界で1つだけのアバターを創る事ができます。
アバターもNFTなので市場で売買する事もできます。

ストーリーズ

ザナではさまざまな小説を作っています。
ザナのストーリーを通じてメタバースをイメージできる様になっています。
このストーリーの中から新たなキャラクターやコンテンツが生まれてくるかも知れません。

まとめ

ザナ(XANA)は後発のメタバース・プロジェクトではありますが、ユーザー目線を重視して次々と魅力的なサービスを展開しています。
AI機能を搭載したNFT、ザナ・ジェネシスなどは正にユーザーが思わず欲しくなる様なNFTのあり方を提示し、大きな支持を得ています。
今後、土地(ランド)の販売が本格化していけば、新たな経済圏が形成されそうです。
ザナの動向に是非注目しておいて下さい。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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