ブロックチェーンEXPO2021秋 開催レポート

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秋のブロックチェーン大型イベント

2021年の10月27日〜29日の3日間、幕張メッセで「第2回 ブロックチェーンEXPO秋」が開催されました。
4月に東京ビックサイトで同EXPO春、昨年秋には幕張で第1回EXPO秋が開催されたもので春、秋併せて4回目の開催となります。
首都圏でも次第にリアルのイベントが増えてきており参加者も戻りつつありますが、このEXPOも大きな契機となりそうです。

■名称 第2回 ブロックチェーンEXPO秋
■期間 2021年10月27日〜29日
■会場 幕張メッセ
■主催 RX JAPAN㈱
■後援 ブロックチェーン推進協会
    日本ブロックチェーン協会
■料金 5,000円/人

ブロックチェーンEXPO 秋

ブロックチェーンEXPOは東京ビックサイトなどの大型施設を使ったビジネスイベントを展開するRX JAPAN社(旧リードエグジビションジャパン社)が主催するイベントです。
一般社団法人のブロックチェーン推進協会と日本ブロックチェーン協会が協賛しています。
ブロックチェーンEXPOは単体のイベントでは無く量子コンピューティングEXPOAI・人工知能EXPOと合わせた総合展示会「 NexTechWeek2021 秋」の中で開催されています。
更に言うと同日には「Japan IT Week秋」「通信・放送Week」「XR総合展 秋」というRX JAPAN社のイベントが一同に介しており、幕張メッセは関連イベント一色となっています。

招待券が必要です

ブロックチェーンEXPOへの入場には招待券が必要です。
招待券を持っていない場合の入場料は5,000円となっていますが、招待券はネットで無料で手に入れる事ができるので実際には殆どの人が無料で参加しています。
次回以降に参加される方は参考にして下さい。
同じ招待券で同日の他のイベントも見て回る事ができるので便利です。
入場時には受付で招待券と名刺を持って行く必要があります。
名刺が無い方は受付で必要書類を書いて入場することになります。

巨大な受付ゾーン

幕張メッセの会場に入ると各イベントホールに巨大な受付窓口があります。
ブロックチェーンEXPOの会場は一番奥の方にある2番ホールなので奥に進んで行きます。
受付の窓口は一般受付とVIP受付に別れています。
今回から会場受付は無人対応に変わっており、名刺を所定の場所に置いて招待状のQRコードをスキャンさせると入場証が印刷されます。
印刷された入場証を専用のビニールケースに入れて首から下げて入口に向かいます。
会場内で交換できるドリンク引き換え証も貰えます。
手を消毒して体温を測って貰ったら無事入場です。

広大な展示会場

会場は天井も高く広々としたエリアにたくさんのブースが並んでいます。
実際にはブロックチェーンEXPOと他の同時開催EXPOとの間にはっきりとした境界線は無く、全部が一緒に展示されている形になっています。
ただ余り気にせず、全ての分野を見て回ることができるのでそれは良い面だと言えます。
入口には会場マップも大量に置かれているので、それを貰ってお目当てのブースを見つけることができます。
会場内はマスクの着用が必須条件となっており、総じて感染対策はしっかりされているという印象です。

ブロックチェーンのブースは少なめ⁉

前回、前々回はブロックチェーン関連のブースは少なく寂しい感もあったのですが、今回はかなり出店が増えてきました。
NFTの隆盛を受けて今回はNFTゾーンも設定されています。
それでも他の仮想通貨(暗号資産)専門の大型カンファレンスなどと出展ブースはやや少なめで、今後の拡大に期待したい所です。
ただ併催イベントと合わせるとブースの数は膨大です。
AIや人工知能などブロックチェーンと親和性の高い分野のブースも多いので見て回るのは楽しいです。

講演がいっぱい

RX JAPAN社のイベントでは、会場の奥にセミナー会場がずらりと並んでいて各EXPOのゲストスピーカーが講演を行っています。
講演自体は無料で聞くことができるので話を聞きたいという人にはとてもお得感があります。
但し人気の講演の場合は入場制限が掛かることもあるので、事前に講演予約をしておくと安心です。
ブロックチェーン業界の重要人物であるbitFlyerの加納裕三代表やコインポストの各務貴仁CEOも登壇されました。
今回何といっても注目を集めたのは最終日にセットされたカルダノの創業者チャールズ・ホスキンソン氏の講演です。
残念ながらリモート講演になってしまいましたがアフリカでの計画など重要な発表もあって盛り上がった様です。
チャールズ氏は日本とも関係の深い方なので、コロナが落ち着いたらまた来日して話を聞かせて欲しいですね。
セミナー会場だけでは無く出展ブースでのミニ講演も随時実施しており、それを覗いて回るのも楽しいです。

カルダノブース

ブロックチェーンEXPOの会場の中でも賑わいを見せていたのがカルダノ(CARDANO)のブースです。
実はこのカルダノブースはプロジェクト側が出展したものでは無く、カルダノコミュニティの有志が出展したブースだそうです。
かなり大きなブースで数百万円単位の出展費用が掛かる筈ですが、日本のコミュニティが熱いカルダノならではのブースだと思います。
ブースではカルダノのコインが貰えたり、NFT付グッズやTシャツなどが販売していたりしていました。

LVC

LINEグループのブロクチェーン企業であるLVCのブースも賑わいを見せていました。
LINEグループは前回も出展していましたが、今回は説明を受けるとNFTが貰えるということで行列ができていました。
新たにアプリをインストールする必要は無く、LINEでNFTを受け取ることができるという話でした。
NFTユーザーにとっては魅力的な話ですね。

エストニアのブースも

日本エストニア商工協会のブースもありました。
エストニア発のプロジェクトで世界最大級のインターネットの仮想通貨ショッピングモールを展開するCryptomallと連携して出展しているもので、NFTの抽選プレゼント企画なども行っていました。
Cryptomallは日本でも早くから活動を進めているプロジェクトで、ブランド品などの真贋判定などに強みを持っています。

楽市ブース

NFTマーケットプレイスを展開する「RAKUICHI(楽市)」も出展していました。
RAKUICHIについてはクリエイターへの還元の仕組みをどう造っていくのかが気になっていましたが、今後はクリエイターと連携して還元する仕組みも立ち上げるということなので注視して行きたいと思います。
年内には有楽町丸井に実店舗もオープンする予定です。

メディアも出展

ブースには企業ブースや自治体のブースなどに並んでメディアや協会のブースも見られます。
コインテレグラフ・ジャパンやコインポストなど仮想通貨(暗号資産)の業界ではお馴染みのメディアのブースもありました。

まとめ

今回のブロックチェーンEXPOは春開催や前年開催の時よりもかなり内容が充実していて見応えがありました。
展示ブースはまだまだ拡充して欲しいと思いますが、見て回って楽しいイベントとなっています。
どちらかというとブロックチェーン専門家向けのイベントでは無く、広くビジネスパーソンに魅力を知って貰おうという展示会なので、気軽にブースを覗いて回れると思います。
講演の登壇者も充実していますし、他分野の併設展示会もあって楽しめると思います。
事前登録しておけば無料で参加することができます。
次回は2022年5月に東京ビックサイトでの開催が予定されています。
興味のある方は一度参加されてみてはいかがでしょうか。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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