ゴーレム(GNT)とは!?暗号資産の特徴を解説

仮想通貨(暗号資産)
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Golem(GNT)

(2021.01.07.改訂)
ゴーレム(GNT)はコンピューターのシェアエコノミーを提供するプロジェクトの中で開発 された仮想通貨(暗号資産)です。
近い将来、クラウドコンピューティングの市場を大きく変える可能性を持つプロジェクト でもあり、注目されています。
通貨単位はGNT。71億円の時価総額を誇り、時価総額ランキング129位に付けています。

●PJ名称 Golem
●通貨単位 GNT
●総合順位 129位* (前回82位**)
●通貨価格 11.0円* (前回10.31円**)
●時価総額 71 億円*(前回99億円**)
●公開時期 2016年11月公開
●発行上限 10億GNT
●承認方法 PoW

(* 2021.01.03. CoinMarketcap公開データより集計)
(**2019.06.20. CoinMarketcap公開データより集計)

クラウドシステムのシェア

自分で大容量サーバーやスーパーコンピューターを持たなくても、インターネット環境 さえあればその能力を利用できるクラウド・コンピューティングは、既に多くの分野で利用 されています。
しかしながらクラウド・コンピューティングの市場は、AmazonやIBMなどの超巨大企業に 大きなシェアを握られており、寡占化が進んでいます。
ゴーレムでは、分散型のスーパーコンピューターを実現して、これに対抗するクラウド コンピューティングを実現しようとしています。
世界中のPCをネットワークで繋ぎ、余っている容量や処理能力を集めて仮想のスーパー コンピューターを構築するのです。

3つの立場

ゴーレムのシステムでは リクエスター、プロバイダーと言う2つのユーザーと、デベロッパー と言う3つの立場が存在します。
この3者間をゴーレムのネットワークで繋ぐのです。

リクエスター(ユーザー)

リクエスターはゴーレムのネットワークでリソースを利用するユーザーです
リソースを購入し、ゴーレム(GNT)で支払います。

プロバイダー(ユーザー)

プロバイダーはPCの未使用分のリソースを提供するユーザーです。
提供したリソースが使われればゴーレム(GNT)を受け取れます。

デベロッパー

デベロッパーはユーザーがリソースを利用する為のソフトウェアを開発する人 ゴーレムのネットワークでは多種多様な計算処理の依頼が発生します。
各々の計算処理に適したソフトウェアのニーズがあります。
そこでソフトウェアを開発してネットワークに載せる事ができます。
開発者はソフトウェアの利用料としてゴーレム(GNT)を受け取る事ができます。
ソフトウェアの承認に関しては、審査官(バリデーター)が審査して判定し、後はスマート コントラクトを使って承認手続きが自動で行われます。

コインの位置付け

ゴーレムではユーザー同士がPCやサーバーのリソースを直接貸し借りできるプラットフォームを提供します。
ゴーレムのプラットフォームでは、各ユーザが持つリソースを繋ぐネットワークを構築して 効率の良いマッチングを行ないます。
リソースを利用するユーザーがネットワークの利用料の支払いに使うのが コーレム(GNT)と言う位置付けです。

ゴーレム(GNT)の特長

ゴーレム(GNT)の特長、メリットとしてはどの様なものがあるでしょうか。
主な項目としては、

●仮想のスーパーコンピュータを利用できる
●環境に優しいシステム

と言った項目が挙げられます。

仮想のスーパーコンピュータを利用できる

スーパーコンピューターやスーパーサーバーシステムの設置や運営には、莫大な費用が掛かります。
とても個人や普通の企業レベルで運営できるものではありません。
しかしながら、ゴーレムのプラットフォームによって誰もが安価にスーパーコンピュータ 並の処理能力を安価に利用する事が可能になります。
膨大なデータを使って計算処理をするソフトを、個人でも気軽に使える様になれば、社会的に大きなインパクトになると考えられます。

環境に優しいシステム

既にあるPCやサーバーの余っている能力を使うと言うゴーレムのシステムは、資源の有効利用と言う観点でも価値のあるプロジェクトだと言う事ができます。

ゴーレム(GNT)のデメリット

ゴーレム(GNT)のデメリットとしてはどの様なものがあるでしょうか。
主な項目としては

●技術的な難易度が高い
●競合プロジェクトの存在
●国内の取引所で購入できない

と言った項目が挙げられます。

技術的な難易度が高い

ゴーレムが構想するネットワークを実現する為には技術的な問題が数多く存在します。
具体的には

●大量のトランザクションをどう処理するか
●提供されるリソースの質をどう評価するのか
●リソースの割り当てをどの様に実行するのか

と言った問題があります。
その為ゴーレムでは開発スパンを大きく取り、慎重にプロジェクトを進めています。

競合プロジェクトの存在

コンピューターリソースを分散化するプロジェクトはゴーレムの他にも幾つも存在して います。
代表的なものとしてはSONMやiEXECと言ったプロジェクトが挙げられます。
どちらも後発でありながら開発が急速に進んでいるプロジェクトと言えます。
SONMは、計算処理の分散化によるクラウドコンピューティングの効率化を進めている プロジェクトです。
iEXECは、イーサリアムで開発されるアプリケーションヘリソースを提供する、分散型の リソースマーケットを構想しています。
ゴーレムがこうした競合相手との競争に打ち勝って優位性を維持する事ができるかとうかはまだ未知数と言えます。

国内の取引所で購入できない

ゴーレム(GNT)は日本の取引所では取り扱っている所が無く、購入する事が できません。
どうしてもゴーレム(GNT)を購入したいと言う事であればは、海外の取引所に口座を開設して購入する必要があります。
海外であれば有力取引所の多くで取り扱われており、取引は しやすいコインと言えます。
2019年6月現在、ゴーレム(GNT)を上場している主な取引所としては

●Binance
●BITBOX
●Poloniex

などが挙げられます。

ゴーレムの開発スケジュール

ゴーレム(GNT)はプロジェクトの実現に向けて、4年の期間に渡るロードマップを設定 しています。
ロードマップではプロジェクトを以下の4つの段階に分けています。
①.BRASS GOLEM
コンセプトの実証とアルファ版のテスト段階です。
②.CLAY GOLEM
タスクAPIとアプリケーションレジストリを導入し、多用途の汎用分散計算ソリューション 実現を目指します。
③.STONE GOLEM
タスクAPIの高度化を図ると共に、セキュリティと安定性、機能を強化します。
➃.IRON GOLEM
開発者向けの機能が実装されて開発者が自由にアプリケーションを創り出せる様に なります。

価格の見通し

2019年6月20日現在、ゴーレム(GNT)の価格は10.31円を付けています。
ゴーレム(GNT)はICOの実施時に10億GNTが全て発行済で、追加の発行はありません。
その意味では価格が今後上昇する可能性は十分にあると考えられます。
但し10億枚と言う発行枚数は、ビットコイン(2,100万枚)などと比べるとかなり多い枚数になる為、価格が100万円と言った高額にまで駆け上がる可能性は非常に低い と言えるでしょう。
もちろん実際の取引は御自身の判断、自己責任でお願いします。

まとめ

ゴーレム(GNT)はPCの余剰能力を集めて仮想スーパーコンピュータを作ると言う、中々に野心的なチャレンジをしています。
技術的な難易度が高い事は間違いないですが、こうしたシステムが円滑に動き出せば 社会に影響を与える存在になってくると思います。
ゴーレム(GNT)に注目して下さい。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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