レイブンコイン(RVN)とは!?暗号資産の特徴を解説。

暗号資産(仮想通貨)
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Ravencoin (RVN)

(2021.01.07.)
レイブンコイン(RVN)はビットコインからの分岐(フォーク)によって誕生した仮想通貨 (暗号資産)です。
資産の誰に帰属しているかの証明を発行し、自由に移転する事ができるプラットフォームをコミュニティによって運営すると言う構想の下で、有志によるコミュニティが主体 になって開発が進められています。
ICOとは違った形の資金調達方法を提供するプラットフォームとしても注目されています。
米国オーバーストック・ドット・コム社のパトリックバーンCEOが数百万ドルの資金を投資 した事でも注目を集めました。
通貨単位はRVN.260億円の時価袋類を語り、時価額ランキング38位に付けています。

■PJ 名称 Ravencoin
通貨単位 RVN
総合順位 109位*(前回38位**)
通貨価格 1.32円*(前回6.85円**)
時価総額 103億円*(260億円**)
公開時期 2018年1月3日公開
総発行量 210億枚
承認方法 PoW/X16R

(* 2021.01.03. CoinMarketcap公開データより集計)
(**2019.06.20. CoinMarketcap公開データより集計)

ICOは実施していない

レイブンコイン(RVN)はRavoncoin Dev、Tron、Chatturganoと言った開発者が中心となって進められていますが、基本的には開発主体チームが無いオープンソースプロジェクトの形で進められています。
2017年に技術論文が発表されて、2012年4月にホワイトペーパー(事業計巨書)が 公開されています。
ICO(コインの販売による資金調達)も行なわれず、事前販売もせず、エアドロップ(無料 配布)も無しと、最近の有力コインでは余り例を見ない形で公開されました。

レイブンコイン(RVN)の特長

レイブンコイン(RVN)の特長、メリットとしてはどの様なものがあるでしょうか。
主な項目としては

プロジェクトに投資(出資)できる
●プロジェクトを作成できる
●プロジェクトが増えると価格が上がりやすい
●51%攻撃への耐性が高い
●パトリック・バーン氏が投資

と言った項目が挙げられます。

プロジェクトに投資(出資)できる

レイブンコインのプラットフォームには、多数のプロジェクトが存在しています。
その中に気に入ったプロジェクトがあれば、ユーザーはそのプロジェクトに投資し、 出資者になる事ができます。
そのプロジェクトが上手くいって利益を出した時は、利益が出資者に分配されます。
株式投資の配当とよく似た仕組みです。
全ての取引記録はレイブコインのブロックチェーン上に記録されているので、取引や配当の透明性が高い事が特徴になります。

プロジェクトを作成できる

レイブンコインでは、誰もがプラットフォーム上にプロジェクトを作成する事もできます。
プロジェクトを作ると、プロジェクトのコミュニティを持つ事ができます。
プロジェクトを展開する為に資金調達をする時には、株や社債の代わりにレイブンコインの プラットフォームで資産証明書を発行してコイン(トークン)の形で販売します。
プロジェクトで利益が出た場合はトークン保有者に所定の利点を行います。
コインの送金の際にはメッセージの添付も可能な為、合意形成の明文化にも利用できます。
プロジェクトの作成時には手数料として500RVNを支払います。
手数料として支払われたレイブコイン(RON)はバーン(焼却)と言う処理をされて、実質的に消滅する事になります。

プロジェクトが増えると価格が上がりやすい

プロジェクト作成毎に500RVNがバーンされると言う事は、プロジェクトが増えて行く程 流通するレイブンコイン(RVN)の枚数が減り、希少性が上がる事になります。
当然、レイブンコイン(RVN)の価格にとっては上昇圧力となります。

51%攻撃への耐性が高い

レイブンコイン(RVN)は、取引記録の承認方法にビットコイと同じROW(Proof of Work)と言うアルゴリズムを採用しています。
PoWは、いわゆるマイニング競争を行なって一番星く特定の数値を捜し当てた人が承認作業を受け持ち、報酬を受け取ると言う方式です。
ところがPoWの方式では、特定の個人やグループがマイニングの過半数(51%)を握ると取引記録の改ざんが可能になってしまうと言う「51%攻撃 」と呼ばれる問題への弱点を抱えています。
レイブンコイン(RVN)では51%攻撃に対応する為に、16種類の関数を組み合わせたX16Rという仕様を創り、これをPoW方式に組み込む形を採用しました。
その為レイブコイン(RVN)は、通常のPoW方式のコインと比べると、遥かに高い51%攻撃への耐性を持っています。
レイブンコイン(RVN)ではマイニングに成功すると5,000RVNを報酬として貰えます。
レイブンコイン(RVN)の取引記録のブロックの生成時間は1分の為、1分毎にマイニング の報酬が発生します。
但しマイニング報額は4年の周期で半減する仕組みになっています。 ・

バトリック・バーンが投資

冒頭でも触れましたが、レイブンコイン(RIN)は米国オーバーストック・ドットコムのCEOであるパトリック・バーン氏が数百万ドルの投資をしている事でも注目されています。
パトリック・バーン氏は仮想通貨(暗号資産)にとても好意的な経営者としても知られており「ビットコインの世主」とも呼ばれています。
オーバーストック・ドットコム(Overstock.com)は米国NASDAQ市場に上場するネット小売り企業です。
2014年にはビットコイン決済を他に先駆けて始めた事でも知られています。
同社が運営するベンチャーファンドでは6,500万枚に及ぶレイブンコイン(PV)を再生 しています。
また子会社の+ZEROでは仮想通貨取引所の開設準備を進めています。
+ZEROの取引所では、証券型のトークンを取り扱う為、レイブンコインのプラットファーム との相性も良いと考えられます。
+ZEROの事業開はレイブンコイン(RVN)にとってもメリットが大きい事項と言う事ができます。

レイブンコインのデメリット

レイブンコイン(RVN)のデメリットとしてはどの様なものがあるでしょうか。
主な項目としては、

●国内の取引所で購入できない

と言った項目が挙げられます。

国内の取引所で購入できない

レイブンコイン(RIN)は、日本の取引所では取り扱っている所が無く購入する事ができません。
レイブンコイン(RVN)を購入したいと言う事であれば、海外の取引所に口座を開設して購入する必要があります。
海外であれば有力取引所で取り扱われており、取引はしやすいコインと言えます。
2019年6月現在、レイブンコイン(RVN)を上場している主な取引所としては

●Bainance
●Bittrex

などが挙げられます。

価格の見通し

2019年6月20日現在、レイブンコイン(RVN)の価格は6.85円を付けています。
開発はまだ途上ですが、現在の構想が実現されれば、不動産などの資産もトークン化する事ができる為、膨大な市場にアクセスできる事になります。
総発行枚数が210億枚とビットコイン(2,100万枚)の1,000倍もある為、ビットコインの様に 100万円単位の価格を付ける事は考えにくいですが、今と比べて価格が大きく 跳ね上がる事は十分に考えられます。
もちろん実際の取引は御自身の判断、自己責任でお願いします。

まとめ

レイブンコイン(RVN)は魅力的な構想に賛同した人達が、コミュニティを形成し、協力 しながら開発を進め、民主的に方向を決めて行くと言うスタイルを持つコインです。
ビットコインが掲げた非中央集権的なカルチャーの王道を行く仮想通貨(暗号資産) とも言えます。
仮想通貨(暗号資産)ホルダーの中にはこうしたレイブンコイン(RVN)の「正統性」に 魅力を感じている人も少なくありません。
コミュニティが活発である事はレイブンコイン(RVN)の大きな武器です。
今後に目が離せない、重要なコインである事は間違いありません。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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