UNUS SED LEO (LEO)とは⁉暗号資産の特徴を解説

暗号資産(仮想通貨)
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UNUS SED LEO (LEO)

(2021.01.07.改訂)
UNUS SED LEO(LEO)は、米国の暗号資産取引所ビットフィネックス(Bitfinex)が発行した 取引所の独自コインです。
バイナンスが発行しているバイナンスコイン(BNB)と良く似た性格のコインと言えます。
仮想通貨(暗号資産)と言うよりは、トークンとしての性格の強いコインですが、公開後は一気に時価総額を拡大しメジャーコインの仲間入りを果たしています。

通貨名称 UNUS SED LEO (LEO)
●通貨単位  LEO
●時価順位 23位*(前回13位**)
●通貨単価 140.1円*(前回200.02円**)
●時価総額 1,400億円*(前回2,000億円**)
●公開時期 2019年5月公開
●発行上限 10億LEO
●発行者  Unus Sed Leo Limited(バージン諸島)

(* 2021.01.03. CoinMarketcap公開データより集計)
(**2019.06.20. CoinMarketcap公開データより集計)

プレセールで10億ドル

Bitfinexを運営するiFinex社は、2019年5月1日から自社取引所トークンUNUS SED LEO (LEO)のプライベート・プレセールを実施しました。
Bitfinexは米国を中心に事業をしていますが、iFinex社は英国領ヴァージン諸島に本籍を置いている会社です。
パオロ・アードイノ(Paolo Ardoino)CTOのtwitter発信によれば、プライベート・プレセールは僅か10日間で10億ドルの資金調達に成功して終了しています。

UNUS SED LEO (LEO)の特長

UNUS SED LEO(LEO)の特長、メリットとしてはどの様なものがあるでしょうか。
主な項目としては

●Bitfinexで自由に売買できる
●Bitfinexの基軸通貨に採用されている
●Bitfinexのサービスの割引が受けられる

と言った項目が挙げられます。

Bitfinexで自由に売買できる

UNUS SED LEO(LEO)は2019年5月20日に公開されると、直ぐにビットフィネックスに上場されました。
ICOに参加してコインを購入したユーザーには、LEOが上場されないリスクを殆ど抱えずに済むと言うメリットがありました。
この辺りは取引所トークンのICOが持つ大きなメリットと言えるでしょう。

基軸通貨に採用されている

UNUIS SEO LEO(LEO)は上場されると、ビットコインやイーサリアムと並ぶ、ビットフィネックスの基軸通貨に採用されました。
UINUS SED LEO(LEO)を保有していれば、LEOでビットコイン、テザー、イオス、イーサリアムを購入する事ができ法定通貨の米ドルとも交換できます 。

サービスの割引を受けられる

UINUS SED LEO(LEO)は、ビットフィネックスとEthFinexの手数料の交払いに使用する事ができ、料金やその他のサービスの割引を受けられる事になっています。
また将来ビットフィネックスが展関するラットフォーム、製品、サービスに対して特典が付く事がアナウンスされています。

UNUS SED LEO (LEO)のデメリット

UNUS SED LEO(LEO)のデメリットとしてはどの様なものがあるでしょうか。
主な項目としては

●Bitfinexの影響を受けやすい
●テザー社との不透明な関係性
●国内の取引所で購入できない

と言った項目が挙げられます。

Bitfinexの影響を受けやすい

取引所トークンとして生まれたコインの宿命とも言えますが、 当然コインは取引所ビットフィネックスの動向の影響を受けやすい性格があります。
ビットフィネックスは関連会社であるテザー社 (Tezer Limited)がプールし管理するドル資産の不正流用が発覚し、ニューヨーク政府から業務改善命令を受けているなど、何かとお騒がせな会社でもあります。
その経営状況には注意しておく必要があります。

テザー社との不透明な関係性

Bitfinexを運営するiFinex社は、仮想通貨テザー(USDT)を展開するテザー社と非常に関係の近い会社と見られています。
テザー(USDT)は米ドルと価値を固定させたコインとしては最大の時価総額を誇るメジャーコインですが、USDTの担保としてテザー社が保管してある筈の米ドルが流出してしまっているのではないかとの疑惑が度々取り沙汰されています。
UNUS SED LEO(LEO)のICOでも、集めた資金がテザー社の穴埋めに使われているのではないかとの疑念が生じています。
こうした問題がはっきりと表面化してくる様な事があれば、UNUS SED LEO(LEO)の価格にも少なからず影響を与える事は確実でしょう。

国内の取引所で購入できない

UNUS SED LEO(LEO)は、日本国内の取引所では取り扱っている所が無く、 購入する事ができません。
どうしてもUNUS SED LEO(LEO)を購入したいと言う事であればは、 米国の取引所ビットフィネックスにロ座を開設して購入する必要があります。

価格の見通し

2021年1月3日現在、UNUS SED LEO(LEO)の価格は140.1円を付けています。
ビットフィネックスが取引所として拡大していけば、自ずとUNUS SED LEO(LEO)の価値も上がって行く事になります。
取引所が成長していれば、取引所トークンと言う性格から取引所が色々な特典をLEOに付けて価値を上げて行く事が可能です。
そうなるとさらなる大幅上昇をする可能性もあります。
反面ビットフィネックスは業務改善命令を受けたり、不透明な資金の動きが指摘されるなどまだまだ信用面では不安があると言わざるを得ません。
ビットフィネックスの影響が非常に大きいコインなだけに、その動きには注意が必要です。
もちろん実際の取引は御自身の判断、自己責任でお願いします。

まとめ

UNUS SED LEO(LEO)は、ICOに成功し公開後直ぐにトップ10に迫るコインに躍り出ました。
取引所トークンはメリットも多く価格が付きやすいと言う、最近のトレンドを上手に掴んだコインだと言えます。
ビットフィネックスについては良くも悪くも話題の多い取引所ですが、今後の展開と合せてUNUS SED LEO(LEO)に注目して行くのも面白いと思いますよ。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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