DMMビットコインは口座が2つある⁉
DMMビットコインはチリーズ(CHZ)やアバランチ(AVAX)など日本に上場していなかったコインの取り扱いも増えて人気上昇中の暗号資産販売所(交換業者)ですが、アカウントの中にウォレット口座とトレード口座という2種類の口座があり、資産が上手く移動できずに困っている人も少なくない様です。
DMMビットコインではトレード口座にコインを移して置かないとコインを売却できないという独特の仕組みがあり、特にスマートフォンのアプリを使用する際には戸惑います。
今回は特別編としてDMMビットコインのウォレット口座からトレード口座へ資産を移動する方法をメモも兼ねて紹介したいと思います。
ウォレット口座とトレード口座の違い
前述の様にDMMビットコインでは、口座を開設するとウォレット口座とトレード口座という2つの口座が与えられます。
■ウォレット口座
ウォレット口座はユーザーの資金を保管するための口座です。
日本円や暗号資産(仮想通貨)を入金するとまずウォレット口座に入れられます。
またウォレット口座の資産は外部に出金する事ができます。
ウォレット口座の資産がトレード口座に振替する事ができます。
■トレード口座
トレード口座は取引に利用する資金を保管する口座です。
トレード口座内の資金を使って暗号資産(仮想通貨)の売買を行ないます。
予め自動振替設定を有効にしている場合は、ウォレット口座の資産が自動でトレード口座に反映されます。
出金の際にはトレード口座内の資産をウォレット口座に振り替える必要があります。
ウォレット口座からトレード口座への移行手順
今回はDMMビットコインのスマホアプリでイーサリアム(ETH)をウォレット口座からトレード口座へ移行する方法を例に説明します。
トレード口座に移す事で、イーサリアム(ETH)を売却する事ができる様になります。
移行手順は以下の通りです。
①ログイン
DMMビットコインのアプリにログインします。
DMMビットコインに口座を作っていない方は先に口座開設を行って下さい。
②暗号資産一覧画面
暗号資産一覧の画面が表示されたら左上にある三本線のボタン【≡】をタップします。
③メニュー画面
【口座状況サマリー】をタップします。
※【お客様情報】をタップでも行けますが今回は上記の例で説明します。
④マイページ画面
口座状況サマリーの画面が表示されます。
画面を下にスクロールして行きます。
【トレード口座に振替】ボタンが出てくるのでボタンをタップします。
⑤口座振替画面
口座振替画面が表示されます。
振替口座が【ウォレットからトレードへ】になっている事を確認します。
通貨/暗号資産の選択の欄にある【V】ボタンをタップします。
⑥移動する資産の選択
トレード口座の方に移したい通貨を選びます。
今回はイーサリアム(ETH)を移行するのでETHの右にある【◯】をタップします。
◯⇒◉に変わっていればOKです。
⑦数量の入力画面
移行したいイーサリアム(ETH)の数量を入力して、下にあるピンク色のボタン【確認する】を押します。
後はトレード口座の方にイーサリアム(ETH)が移っている事を確認できたら成功です。
お疲れさまでした。
まとめ
現在、暗号資産の販売所(交換業者)は国内だけで30社以上あり、それぞれが独自のシステムを展開しています。
会社によって取り扱うコインが違うという暗号資産業界特有の事情もあって注文方法や取引の名称も各社で異なるなど、色々わかりにくい部分があります。
ユーザーとしては何とも面倒な話ですし、販売所側にも改善していって貰いたい所ですが、取引のチャンスを見逃すのも勿体ないので1つずつでも覚えて活かして行きたいですね。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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