SANDとは⁉メタバース空間ザ・サンドボックス(The Sandbox)の暗号資産を解説。

メタバース
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メタバースの注目株

ザ・サンドボックス(The Sandbox)は2021年後半に大きな飛躍を果たしたメタバース・プラットフォームです。
旧フェイスブック社の社名変更でも一躍注目を集めた仮想3D空間「メタバース」をいち早く推し進めてさまざまなサービスを展開しています。
このザ・サンドボックスの空間内で使われる通貨として開発されたのがSANDです。
Sandbox(SAND)と表記される事もあります。
ザ・サンドボックスの成長と共にSANDも急速に時価総額を増やし、有力な暗号資産(仮想通貨)に成長してきています。
今回は暗号資産SANDを紹介します。

■PJ名称 ザ・サンドボックス
■英語表記 The Sandbox
■通貨名称 SAND
■総発行量 30億SAND
■通貨価格 313.9円*
■時価総額 3,418億円*
■時価順位 37位
■通貨規格 ERC20トークン*

*2022.02.24.Coinmaekrtcap発表データによる。

※本サイト『コイン資産倶楽部』では、暗号資産(仮想通貨)と暗号資産を抱えるプロジェクトとの混同を避けるために、なるべく両者を分けて紹介しています。
ザ・サンドボックスのプロジェクトの詳細については次の記事を参照下さい。

仮想空間で使える通貨

SANDは仮想空間のザ・サンドボックス内でさまざまなアイテムの購入に使う事ができる暗号資産(仮想通貨)です。
技術的にはイーサリアムの規格(ERC721規格)で発行されたコイン(トークン)という性格を持っています。

SANDのメリット

SANDの特長、メリットとしてはどの様なものがあるでしょうか。
主なものとしては以下の項目があげられます。

・ザ・サンドボックス内で使える通貨
・方針決定に関与できる

ザ・サンドボックス内で使える通貨

SANDはザ・サンドボックス内の通貨として設計されたコインです。
仮想空間の中のさまざまな取引の支払いに使えます。
ザ・サンドボックス内の土地LANDもSANDで購入します。

方針決定に関与できる

SANDは、ザ・サンドボックスのガバナンストークンでもあります。
SAND保有者はプラットフォームの運営方針の決定について投票をする事ができます。
SAND保有者は自分の持つ投票権を他のプレイヤーに委任する事もできます。

SANDAのデメリット

一方、SANDAのデメリットとしてはどの様なものが考えられるでしょうか。
主なものとしては以下の項目があげられます。

●ザ・サンドボックスの影響を受ける
●国内の取引所で購入できない
●送金手数料の高騰

ザ・サンドボックスの影響を受ける

良い点でもあるのですが、SANDはプラットフォームであるザ・サンドボックスの人気に左右される点はデメリットでもあります。
VR空間のプラットフォームとしては嘗て「セカンドライフ」というサービスが大きな人気となりましたが、数年で失速しています。
ディセントラランドが継続性を持って定着していけるかについてはしっかり見守っていく必要があります。

国内の取引所で購入できない

SANDは日本国内の仮想通貨取引所には上場されておらず、購入することができません。
どうしてもSANDを購入したいということであれば、海外の取引所に口座(アカウント)を作成して購入する必要があります。
2022年1月時点でSANDを購入できる主な海外取引所は以下の通りです。

・Binance
・Huobi Grobal
・Ku Coin

送金手数料の高騰

SANDはイーサリアムのブロックチェーン上で動くERC規格のコイン(トークン)である為、イーサリアム(ETH)の送金手数料高騰の影響を受けてしまいます。
イーサリアムは送金手数料が高騰して大きな問題となっています。
数度に渡る仕様変更による改善策を実施していますが未だ完全な解決には至らず、SANDを含むERC規格のトークンに影響を与えています。

価格の見通し

2022年1月1日現在、SANDの価格は313.9円を付けています。
2021年11月には一時969円の高値を付けたのですが、2022年に入るとジリジリと価格が低下して来ています。
SANDの発行枚数の上限は30億枚となっています。
ビットコインの発行枚数(2,100万枚)の100倍以上の枚数ですが、実は暗号資産の中ではそれほど発行枚数の多いコインではありません。
こうした背景を考えると、ザ・サンドボックスの進展によってSANDの価格が更に上がる余地は十分に残っています。

まとめ

SANDは仮想空間プラットフォームのザ・サンドボックスの通貨として台頭してきた勢いのあるコインです。
今ではディセントラランドの事を知らずにSANDを保有するユーザーが出てくるほどに暗号資産の市場で存在感を発揮しています。
SANDとの相乗効果によってザ・サンドボックスが盛り上がれば更に大きな成長も見えてきます。
今後SANDAがどの様な展開を見せるかに注目していきたいですね。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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