メタヒーローが発行する暗号資産HEROとは⁉メタバース系コインの特徴と将来性を解説

メタバース
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メタヒーロー

メタヒーロー(Metahero)は人間や物をスキャンして3DデータをNFT化し、メタバース空間で活用できるプラットフォームサービスです。
これまでのキャラクター色が強いアバターとは違って、非常に実物に近い形での3Dスキャンができる技術に特徴があります。
メタバース空間内に自分と同じ容姿の分身(アバター)を作り、アバターを通じてさまざまなアクションをする事ができる様になります。
あるいは現実の様にリアルな物品を仮想空間に登場させる事もできます。
分身(アバター)達が活動する空間も整備が進められており、新たな仮想世界を構築しています。
こうしたプロジェクトを進めるメタヒーローが発行している暗号資産(仮想通貨)がHEROです。
Metahero(HERO)あるいはHEROトークンと称される事もあります。$HEROという表記もあります。
通貨記号はHERO、479億円の時価総額を抱え時価総額ランキング224位に付ける注目のコインです。

■PJ名称 メタヒーロー
■英語表記 Metahero
■通貨記号 HERO
■総発行数 100億HERO
■通貨価格 9.44円*
■時価総額 479億円*
■時価順位 224位*
■総発行数 最大100億HERO
■チェーン BinanceSmart Chain
公式サイト

*2022.02.13.CoinmarketCap発表データによる

※本サイト『コイン資産倶楽部』では、暗号資産(仮想通貨)と暗号資産を抱えるプロジェクトとを分けて紹介する場合があります。
メタヒーローのプロジェクト概要については別の記事を参照下さい。

プレセールで3億円

メタヒーローでは有力な投資家向けにHEROトークンのプライベートプレセールを実施しました。
続けて2021年7月には一般投資家向けにプレセールを実施しています。
プレセールでは開始僅か98秒で完売し、10,000BNB(約3億円)の資金調達に成功しています。
但し創業者のグリン氏が最初に10億円規模の投資をしているとも言われています。

HEROの特徴・メリット

HEROトークンの特徴としてはどのようなものが考えられるでしょうか。
主な特徴としては以下の項目が挙げられます。

●メタヒーロー内の支払いに使用
●BinanceSmart Chain上のトークン
●供給量が減る制度設計

メタヒーロー内の支払いに使用

HEROトークンはメタヒーロー内のサービス利用時の支払いに使われます。
3DスキャンやNFTの支払いにもHEROトークンが使われます。
取引で発生する送金手数料もHEROトークンで支払います。

バイナンス・スマートチェーン上のトークン

HEROトークンは大手取引所のバイナンスが展開するブロックチェーンであるバイナンス・スマートチェーン(BinanceSmart Chain(BSC))上で稼働するコイン(トークン)です。
そのためバイナンススマートチェーンを使って作られたサービス、分散型取引所(DEX)やレンディングなどでHEROを取引・利用する事ができます。
具体的な例としてはパンケーキスワップなどがBSCを使ったサービスとして挙げられます。

供給量が減る制度設計

メタヒーローでは取引をする毎に手数料をHEROトークンで払います。
手数料として支払われたHEROトークンの一部は焼却(バーン)される制度設計になっています。
焼却(バーン)とは対象のコインを恒久的に使えなくする事で、供給量が減り、実質的には発行枚数が減るのと同じ効果があります。
コインの価格面では希少性が高まるので価格を上昇させる圧力になります。
HEROトークンの総発行枚数は100億枚に設定されていますが、これが年々減少して行くと考えればイメージしやすいと思います。

HEROの問題点

一方、HEROの問題点・デメリットとしてはどのようなものが考えられるでしょうか。
主な特徴としては以下の項目が挙げられます。

●国内の取引所での取り扱いがない
●同一テッカーのコインが多い

国内の取引所での取り扱いがない

国内の暗号資産交換会社(取引所)でHEROの取り扱いが無い点は、日本在住のユーザーに取ってはデメリットと言えます。
どうしてもHEROトークンを購入したいという事であれば、海外の取引所に口座を開設して購入するなどの対応が必要になります。
HEROが上場されている主な海外の取引所としては以下の取引所が挙げられます。

・KuCoin
・Gate io

この他、分散型取引所(DEX)のパンケーキスワップ(PancakeSwap)でも取引されています。

同一テッカーのコインが多い

これはコイン自体の問題では無く、ユーザー側が気を付けなければいけない点ですが、通貨記号(テッカー)の重複という問題があります。
HEROというテッカーを使っているコインはCoinmarketCapに掲載されているだけでも6つもあります。
HEROという略称のコインが6つもあるという事です。
紛らわしい事この上無いですね。
HEROという名称をプロジェクトに使っているコインとなると実に63種類も挙げられています。

今後の見通し

HEROトークンは2022年2月13日現在で9.44円の価格を付けています。
2021年9月頃までは3.5円ほどだったのですが、年末に向けて上昇し12月には25円を超える場面もありました。
2022年に入ると暗号資産市場全体の落ち込みもあり価格がやや下落しています。
HEROトークンは総発行枚数が100億枚と非常に多いコインなので、ビットコインの様な金額まで上がる事は中々考えにくいですが、まだまだ上昇余地は十分にあります。
ひとつの目安としては最大発行枚数が1,000億枚もあるリップル(XRP)が97円を付けている事を考えるとHEROが100円を付けてもおかしくは無いですよね。

まとめ

HEROトークンメタヒーローを支えるコインとして機能しています。
メタヒーローの世界の拡大に応じてHEROトークンの市場も成長して行く事になります。
メタヒーローの将来性に期待できるのであれば、HEROトークンを保有するのも良いですね。
もちろん実際の取引は御自身の判断、自己責任でお願いします。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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