MANAとは⁉メタバース空間Decentralandの暗号資産を解説。

暗号資産(仮想通貨)
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メタバースの注目株

ディセントラランド(Decentraland)は2021年後半に大きな飛躍を果たした仮想現実空間(VR)のプラットフォームです。
旧フェイスブック社の社名変更でも一躍注目を集めた仮想3D空間「メタバース」の世界をいち早く推し進めてさまざまなサービスを展開しています。
このデセントラランドの空間内で使われる通貨として開発されたのがMANAです。
Decentraland(MANA)と表記される事もあります。
デセントラランドの成長と共にMANAも急速に時価総額を増やし、有力な暗号資産(仮想通貨)に成長してきています。
通貨記号(テッカー)はMANA。時価総額6,972億円を誇り、ランキングは29位迄急上昇しています*。
今回は注目の暗号資産MANAを紹介します。

■PJ名称 ディセントラランド
■英語表記 Decentraland
■通貨名称 MANA
■総発行量 28億MANA
■通貨価格 379円*
■時価総額 6,927億円*

*2022.01.01.Coinmaekrtcap発表データによる。

※本サイト『コイン資産倶楽部』では、暗号資産(仮想通貨)と暗号資産を抱えるプロジェクトとをなるべく分けて紹介する様にしています。
ディセントラランドのプロジェクトの詳細については以下の記事を参照下さい。

仮想空間で使える通貨

MANAは仮想空間のディセントラランド内でさまざまなアイテムの購入に使う事ができる暗号資産(仮想通貨)です。
技術的にはイーサリアムの規格(ERC721規格)で発行されたコイン(トークン)という性格を持っています。

2,400万ドルの資金を調達

ディセントラランドは2017年に新規コインの発行による資金調達(ICO)を実施しました。
その時に発行され販売されたのがMANAです。
ICOは実施前から大きな注目を集め、ディセントラランドは開始僅か40秒足らずで実に2,400万ドルもの資金調達に成功しました。
ICOではMANAの総発行枚数の40%が売り出されました。20%が開発チームとプロジェクト立ち上げ時の貢献者に、20%がコミュニティへのインセンティブ資金に配分され、残りの20%はディセントラランドが確保しています。

MANAのメリット

MANAの特長、メリットとしてはどの様なものがあるでしょうか。
主なものとしては以下の項目があげられます。

・ディセントラランド内で使える通貨
・MANAの焼却

ディセントラランド内で使える通貨

MANAはディセントラランド内の通貨として設計されたコインです。
仮想空間の中のさまざまな取引の支払いに使えます。
ディセントランド内の土地LANDもMANAで購入します。

MANAの焼却

MANAの発行枚数の上限は28億枚に設定されています。
ただディセントランドでは仮想空間内の土地『LAND』のオークション販売時に6億枚のMANAが焼却(バーン)され、MANAの希少性が増しています。
今後もMANAがバーンされる可能性は残されており、価格が上昇するきっかけになり得ます。

MANAのデメリット

一方、MANAのデメリットとしてはどの様なものが考えられるでしょうか。
主なものとしては以下の項目があげられます。

●ディセントラランドの影響を受ける
●国内の取引所で購入できない
●送金手数料の高騰

ディセントラランドの影響を受ける

良い点でもあるのですが、MANAはプラットフォームであるディセントラランドの人気に左右される点はデメリットでもあります。
VR空間のプラットフォームとしては嘗て「セカンドライフ」というサービスが大きな人気となりましたが、数年で失速しています。
ディセントラランドが継続性を持って定着していけるかについてはしっかり見守っていく必要があります。

国内の取引所で購入できない

MANAは日本国内の仮想通貨取引所には上場されておらず、購入することができません。
どうしてもMANAを購入したいということであれば、海外の取引所に口座(アカウント)を作成して購入する必要があります。
2022年1月時点でMANAを購入できる主な海外取引所は以下の通りです。

・Binance
・OK Ex
・Coinbase Pro

送金手数料の高騰

MANAはイーサリアムのブロックチェーン上で動くERC規格のコイン(トークン)である為、イーサリアム(ETH)の送金手数料高騰の影響を受けてしまいます。
イーサリアムは送金手数料が高騰して大きな問題となっています。
数度に渡る仕様変更による改善策を実施していますが未だ完全な解決には至らず、MANAを含むERC規格のトークンに影響を与えています。

価格の見通し

2022年1月1日現在、MANAの価格は379円を付けています。
MANAの発行枚数の上限は28億枚となっています。
ビットコインの発行枚数(2,100万枚)の100倍以上の枚数ですが、実は暗号資産の中ではそれほど発行枚数の多いコインではありません。
既に相当数のMANAが焼却(バーン)されている為、実質的な枚数は減っています。
今後も枚数は減少する可能性があります。
こうした背景を考えると、ディセントラランドの進展によってMANAの価格が更に上がる余地可は十分に残っています。

まとめ

MANAは仮想空間プラットフォームのディセントラランドの通貨として台頭してきた勢いのあるコインです。
今ではディセントラランドの事を知らずにMANAを保有するユーザーが出てくるほどに暗号資産の市場で存在感を発揮しています。
MANAとの相乗効果によってディセントラランドが盛り上がれば更に大きな成長も見えてきます。
今後MANAがどの様な展開を見せるかに注目して行きたいですね。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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