オントロジー(ONT)とは⁉暗号資産の特徴を解説

仮想通貨(暗号資産)
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(2021.04.01.改訂)

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Ontology(ONT)

オントロジー(ONT)は、中国のOnchain社が開発し2018年7月に公開した仮想通貨(暗号資産)です。
「中国版イーサリアム」として注目されているNEOの創業者がOnchai社の設立メンバーに名を連ねるなどNEOの開発技術と関係が深く、NEO同様中国国外からも注視されています。
通貨単位はONT389億円*の時価総額を誇り、時価総額ランキング56位*に付けています。

通貨名称 Ontology (ONT)
■通貨単位 ONT
■時価順位 56位*(前回43位**)
■通貨単価 48.4円*(前回56.79円**)
■時価総額 389億円*(前回460億円**)
■公開時期 2018年3月公開
■発行上限 10億枚
■承認方式 VBFT

■公式HP  https://ont.io
(* 2021.01.03. CoinMarketcap公開データより集計)
(**2020.11.28. CoinMarketcap公開データより集計)

コンセプト

オントロジー(ONT)は、企業や政府がブロックチェーンを活用して信頼性の高い契約や業務を行なえる、ビジネスユースに応えられるプラットフォームを提供しようというプロジェクトです。
オントロジーを開発したOnchain社(上海分布信息科技有限公司)は2014年に設立された新しい会社ですが、中国有数の企業グループのFosun Group(復星集団)から融資を受けたり、事業ではアリババとも提携を結ぶなど存在感を示しています。

ICOを実施していない仮想通貨

オントロジーは一般的な仮想通貨(暗号資産)の公開手段であるICO(トークンセールによる資金調達)を実施せず、多くのコインがエアドロップ(無料配布)によって分配されました。
例えばオントロジーのニュースレターに登録していた人には1,000ONTが無料配布されています。
2021年4月1日時点でONTは199円**の価格を付けているので保有していれば約20万円相当になりますね。
**2021.04.01.CoinmareketCap発表データによる。

オントロジー(ONT) の特長

オントロジー(ONT)の特長、メリットとしてはどの様なものがあるでしょうか。
主な項目としては

●NEOとの関係が深い
●技術力が高い
●中国との関係が深い
●多様な言語に対応

といった項目が挙げられます。

NEO (NEO)との関係が深い

Onchain社の創立メンバーには、仮想通貨NEOの共同創業者として著名なダ·ホンフェイ(Da Hongfei)氏が名を連ねています。
当然オントロジーNEOの開発チームとも深い関係を持つ恵まれた環境の中で開発されました。
但しNEOを管理しているのが非営利組織であるのに対し、Onchain社は主に中国でブロックチェーン事業の展開を進める営利企業という違いがあります。
オントロジーが世界的取引所のバイナンスに上場する際には、NEO保有者への無償配布(エアードロップ)が実行されています。
将来的にはOntologyNEOを統合する構想がある事もアナウンスされていました。
ただその後オントロジーは独自色を強めており、独立した別のプロジェクトという性格が強くなっています。
現在はオントロジーの公式サイトの開発チーム欄にもダ・ホンフェイ氏の名前が無く、やはり創立メンバーだったジュン・リ氏を中心とした体制となっています。

技術力が高い

NEOが社会のインフラになろうとしているのに対し、オントロジーはビジネス用途のインフラを提供しようとしています。
NEOが基本スペックの高さで非常に高い評価を得た仮想通貨(暗号資産)だったため、NEOの開発資源を利用できるオントロジーも、NEOと同等の基本スペックを持つ事が容易に推測できました。
実際オントロジーの技術水準は非常に高く、IBMを始めとする世界的なIT企業と共同してブロックチェーン技術の開発を進めています。
オントロジーの開発チームはブロックチェーンの国際開発コミュニティHyperledgerにも参加しています。

中国との関係が深い

オントロジーを開発したOnchain社は上海を起点にシンガポールなどにも拠点を持つ会社です。
中国では仮想通貨取引への規制は非常に厳しいですが、ブロックチェーン技術のビジネスへの活用は全く別の話でオントロジーが活躍できる分野は大きく開けています。
何と言っても中国は世界最大の人ロを抱える巨大な市場であり、そこに直接アクセスできる立場は圧倒的なアドバンテージと言えます。
現在は規制の厳しい投資や取引の面にしても、いずれ資金流出などを防ぐ手立てが確立されれば、中国が仮想通貨取引の容認に転換する可能性も高いと見られています。
その時はNEOと共にオントロジーの人気が過熱する事になりそうです。

多様な言語に対応

オントロジーは、NEOの開発リソースをベースにしている為、NEO同様に多様なプラグラム言語を使ってアプリケーションを作る事ができます。
Javaなど使える人が多いプログラム言語に対応できることで、多くの開発者が容易にアクセスし、自由にアプリケーションを作ることができます。

ONT Wallet(オントウォレット)

オントロジーでは独自のウォレットとしてONT Wallet(オントウォレット)を開発しています。
ONT Walletはいわゆる仮想通貨(暗号資産)のウォレットに留まらず、デジタルアイデンティティ、データ、資産を一括で管理できる新しい形のモバイルウォレットです。
さまざまなアプリケーションと連携して多様な使い方を提供してくれます。

オントロジー(ONT)のデメリット

一方、オントロジーデメリットとしてはどの様なものがあるでしょうか。
主な項目としては以下の項目が挙げられます。

●中国の規制の影響
●国内の取引所で購入できない

中国の規制の影響

オントロジー(ONT)はNEO同様、中国当局の規制の影響を受けやすいというリスクを抱えています。
中国は仮想通貨(暗号資産)に対しては厳しい規制を打ち出しており、個人の仮想通貨取引を停止し、取引所の閉鎖も度々指示しています。
世界の中でも仮想通貨に対してはかなり厳しい姿勢を取っている国と言えます。
オントロジー自体は中国の各政府機関と比較的良好な関係を築いていると言えますが、中国では規制がどの様に掛けられるかの中期予測が難しく、一度規制が強まればオントロジーも例外ではありません。
やはり中国当局の動向には注意する必要があります。

国内の取引所で購入できない

オントロジー(ONT)は日本では上場している取引所が無く、購入する事ができません。
どうしてもオントロジーを購入したいと言う事であれば、海外の取引所に口座を開設して購入する必要があります。
海外であれば有カ取引所の多くで取り扱われており流動性もあるので、取引しやすいコインと言えます。
2021年3月現在、オントロジーを上場している主な取引所としては

●Binance
●Huobi Grobal
●bithumb

などが挙げられます。

価格の見通し

2021年1月3日現在、オントロジー(ONT)の価格は48.4円を付けています。
2018年3月の公開時には130円台の価格を付け、翌月には410円にまで高騰しましたが、その後は下落していました。
ただ直近を見ると1月3日時点以降も価格は上昇を続け、3月31日時点で171円まで価格を上げてきています。
オントロジーの発行枚数上限は10億枚となっており、ビットコイン(2,100万枚)の約48倍です。
そのためビットコインと比べると希少性が低く価格が上がりにくいとも言えますが、特に発行枚数が多いコインでは無いので、価格の上昇余地はまだ充分にあると考えられます。
もちろん実際の取引は御自身の判断、自己責任でお願いします。

まとめ

オントロジー(ONT)は、NEOのビジネス版と言った立ち位置で開発が進められています。
NEOが非常に高いスペックを持っていたことから技術面への信頼は厚いですが、本格的に違いが出て来るのはまだこれからかも知れません。
オントロジーを利用したビジネス向のアプリケーションなどが登場してくる事によって自ずとその性格も固まってくるものと思われます。
中国と言う巨大な市場にアクセスできる仮想通貨(暗号資産)という事もあり、この巨大市場が仮想通貨を受け入れる方法に動けば、飛躍的な成長をする事でしょう。
注目すべき仮想通貨(暗号資産)ですよ。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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