ポルカドット(DOT)とは!?暗号資産の特徴を解説

暗号資産(仮想通貨)
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ポルカドット

ポルカドット(DOT)は現在多くの暗号資産(仮想通貨)、ブロックチェーンプロジェクトが抱える問題を解決し、更に相互に繋げてしまおうとするプロジェクトです。
ポルカドットは「プラットフォームのためのプラットフォーム」を目指しており、そのために圧倒的処理能力や相互性の実現やシステムへの高い信頼性などを実現しようとしています。
通貨単位はDOT。2021年1月3日時点で8,326億円の時価総額を誇り、時価総額ランキング6位に付けています。

■PJ名称 Polkadot
■通貨単位 DOT
■通貨価格 931円*
■時価総額 8,326億円*
■時価順位 6位
■発行枚数 1,034,895,049
■公式HP  https://polkadot.network/

(※2021.01.03. CoinMarketcap公開データより集計)

Web3.0ファンデーション

暗号資産業界の重要人物たちが集まり「Web3.0ファンデーション」というプロジェクトが立ち上がりました。
その中で、イーサリアム共同創業者のギャビン・ウッド(Gavin Wood)氏らが、暗号資産の抱える問題を解決し、異なるブロックチェーンを繋ぐことのできる仕組みを創ろうと立ち上げたのがポルカドットです。
そうした経緯からポルカドットは「イーサリアムの進化系」「イーサリアム・キラー」などと紹介されることもあります。
そしてポルカドットのシステム内で利用されるコインがDOTということになります。

ポルカドットの特長

ポルカドットの特長、メリットとしてはどの様なものがあるでしょうか。
主な項目としては以下の項目があげられます。

●相互性
●処理能力の高さ
●スケーラビリティ問題の解決
●体系化されたガバナンス

処理能力の高さ

ポルカドットでは異なるブロックチェーン間の相互運用を実現するために「パラチェーン」というコンセプトを導入しています。
パラチェーンはパラレル・ブロックチェーンの略語で、取引処理を複数のコンピューターに分散して並列処理できるので、単独のブロックチェーンよりも多くのトランザクションを処理できます。

スケーラビリティ問題の解決

ビットコインイーサリアムなどの有力な暗号資産の多くがスケーラビリティという深刻な問題を抱えています。
スケーラビリティ問題とは、簡単に言うと取引が増加して処理能力を超える取引処理が発生することで、取引の処理に遅延が発生し、送金手数料が高騰してしまう問題です。
イーサリアムなどはこの問題が顕著で、イーサリアムのプラットフォームを利用した多くのアプリケーションは皆送金手数料の高騰に悩まされています。
もちろんビットコインもイーサリアムもスケーラビリティの解消に乗り出していますが、ポルカドットは最初から圧倒的な処理能力を備えてこの問題をクリアしようとしています。

ポルカドットのデメリット

ポルカドットのデメリットとしてはどの様なものがあるでしょうか。
主な項目としては 以下の項目があげられます。

●国内の取引所で購入できない

国内の取引所で購入できない

ポルカドットは2021年1月現在、日本の暗号資産交換会社では取り扱っている所が無く、購入する事が できません。
ただ殆どの交換会社が上場を狙っているコインではあると思います。
どうしてもポルカドットを購入したいという事であれば、海外の取引所に口座を開設して購入する必要があります。
海外であれば多くの有力取引所に上場されており、取引しやすいコインと言えます。
2021年1月現在、ポルカドット(DOT)を上場している主な取引所としては

●Binance
●Bithumb
●Klaken

などが挙げられます。

価格の見通し

2021年1月3日現在、ポルカドット(DOT)の価格は931円を付けています。
ところがDOTはその後も高騰し1月17日時点では1,731円まで上昇しています。
余りに急な上昇だったので反動による下落も考えられますが、それを差し引いても将来的な上昇余地はまだまだあるコインと言えそうです。

サブストレート

ポルカドットの技術開発を担うパリティ・テクノロジーズはポルカドットのブロックチェーン上で動くアプリケーション(DApp)のツール「サブストレート(Substrate)」を開発しました。
サブストレートによって、ブロックチェーンを最初から開発する場合の膨大な基幹コストが不要になり、独自アプリの開発に資源を集中できます。
既に多くのアプリケーションがサブストレートを利用して開発されています。

Kusama(クサマ)

ポルカドットにはメインネットに先立って構築された『Kusama(クサマ)』という実験的ネットワークが存在します。
実験的ネットワークとは言いながらもKusamaの独自コインKusama(KSM)は既に時価総額45位にあたる規模を持っています。
Kusamaはポルカドットの持つ機能の殆どを実装しています。
実際にはKusamaでさまざまな機能を検証してからポルカドットに実装するという手順を踏んでいます。
ポルカドットの信頼性を担保する開発手法と言えます。

まとめ

ポルカドットはWeb3.0を見据えた次世代技術を備えた暗号資産です。
時価総額も急拡大しイーサリアムをも射程に捉える位置まで台頭してきました。
日本での知名度はまだ大きくは無いですが、今後はポルカドットの名が確実に浸透してくると見られます。
技術的評価も高く、まだまだ成長の可能性を持つ暗号資産です。
是非ポルカドットに注目して下さい。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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