トロン(TRX)とは⁉暗号資産の特徴を解説

暗号資産
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トロン(TRON)

(2021.01.07.改訂)
トロン(TRX)は、クリエイターが直接ューザーにコンテンツを届けられる環境を実現する為の仮想通貨(暗号資産)として注目されています。
最初のICOで実施したトークンセールが僅か30秒で完売になるなど、当初から大きな人気を集めるコインでもあります。
2017年公開と比較的新しいコインながら1,996億円の時価総額を誇り、時価総額ランキング18位に付けています。

●通貨名称 トロン (TRON)
●通貨単位 TRX
●総合順位 18位*   (前回12位**)
●通貨価格 2.79円*  (前回3.59円**)
●時価総額 1,996億円*(前回2,394億円**)
●公開時期 2017年公開
●発行上限 1000億枚
●承認方法

(* 2021.01.03. CoinMarketcap公開データより集計)
(**2019.06.20. CoinMarketcap公開データより集計)

若き創業者 ジャスティン·サン

トロン(TRX)の開発者 ジャスティン・サン(孫宇農)氏は、北京大学を卒業後、2013年にペンシルバニア大学で修士号を取得と言う輝かしい経歴を持ち、中国では非常に有名な音楽ストリーミングサービス「Peiwo」の創業者でもあります。
Peiwoは日本で展開されている「SHOWROOM」と良く似た形のサービスで、動画配信などをするクリエイターに対して投げ銭をできる仕組みがあります。
サン氏は仮想通貨リップル(XRP)の開発にも携わっています。
2019年には「経営の神様」ウォーレン・バフェット氏とランチを一緒にする権利を460万ドルで落札し大きな話題となりました。

トロンのICO

トロン(TRX)は2017年8月に大手取引所バイナンスで最初のICOを実施しました。
5億TRXを販売した第1回のセールは僅か30秒で完売と言う大成功に終わりました。
2回目に実施されたセールでは3億TRXが売りに出され、今度は僅か10秒で完売です。
ICOのタイミングも仮想通貨(暗号資産)全体が盛り上がっていたいい時期に重なった事と、有力なマイニング・グループがトロンに投資した事で注目度が高かった事などが人気に拍車を掛けました。

トロンの特長

トロン(TRX)の特長、メリットとしてはどの様なものがあるでしょうか。
主な項目としては

●クリエイターがICOを実施できる
●開発計画が作られている
●大企業との提携

と言った項目が挙げられます。

クリエイターがICOを実施できる

クリエイターがコンテンツを配信する為には、ユーザーとの間を仲介する何らかの媒体を必要とします。
テレビなり出版社なり、音楽配信会社なり、媒体は様々ですが、何らかの業者の仲介を必要としています。
トロン(TRX)では、こうした仲介を必要としなくてもクリエイターがコンテンツを発信し、ユーザーに届けられる仕組みを創ろうとしています。
動画配信のYouTubeではこれに近い仕組みが形成されていますが、トロン(TRX)ではこれを更に進めて、直接資金を集めたりマネタイズ化できる環境まで提供しようとしています。
トロン(TRX)ではクリエイター自身がコンテンツを配信して資金を集める事ができます。
具体的にはクリエイター独自のトークン(独自コイン)を販売して資金を集めると言う事ができる事を目指しています。
自分や自分のコンテンツのファンが増えれば、資金を集めやすくなります。
これはまさにICO(トークンセールによる資金調達)と同じ仕組みの事をクリエイターが行なう事ができる様になると言う事です。
そしてそれぞれのトークンはトロン(TRX)で購入する事になります。
トロン(TRX)を持っていなければ好きなクリエイターのトークンを買えないので、参加するクリエターが増えて行けば、トロン(TRX)の価値も自ずと上がって行く事になります。

ユーザー側のメリット

クリエイターの独自トークンを購入したユーザーにもメリットがあります。
トークンの販売時に直接会える権利やサインなどを付ける様な特典も考えられますが、クリエイターやそのコンテンツが有名になり人気となれば、トークン自体の価格が上がる可能性があるのです。
投機商品としても魅力のある仕組みだと言えます。

開発計画が作られている

トロン(TRX)の発表するロードマップでは6段階のアップデートを予定しています。
アップデートは

①.Exudos 2017年8月~2018年12月
②.0dyssey 2019年1月~2020年6月
③.Great Voyage 2020年7月~2021年7月
④.Apollo 2021年8月~ 2023年3月
⑤.Star Trek 2023年4月~2025年9月
⑥.Eternity 2025年9月~2027年9月

とそれぞれに名称がつけられており、2027年まで順次実施される計画になっています。
第4段階のアポロでは、クリエイターがICOを実行できる様になる予定です。
最終的にはトロンを使ってコンテンツやゲームを自由に設計できいるようになる事を目指しています。

大企業との提携

トロン(TRXは)は中国を中心に企業との提携が進んでいます。
中国でオンラインゲーム配信を行なっているGame.com社や、中国の動画配信サービス会社Baofeng社などと相次いで提携を発表しています。
Seeditという決済システム事業者とも提携をしています。

トロンのデメリット

トロン(TRX)のデメリットとしてはどの様なものがあるでしょうか。
主な項目としては

●サン氏の動向への不安
●開発への疑惑
●開発が遅いとの指摘
●国内の取引所で購入できない

と言った項目が挙げられます。

サン氏の動向への不安

トロン(TRX)サン氏が非常に強い影響力を持つ仮想通貨(暗号資産)ですが、そのサン氏の動向への不安をリスクとして挙げる声も少なくありません。
サン氏は前述の様に「経営の神様」ウォーレン・バフェット氏とのランチ権を460万ドルもの高額で落札したのですが、実は体調不良を理由に開催数日前にランチをキャンセルしています。
この件では、中国の経済メディアが「病気は嘘で、マネーロンダリングなどの疑いで出国を止められている」と報道し様々な憶測を生んでいます。
サン氏はランチを予定していた2019年7月25日に微博(SNS)で「孫宇農の謝罪」 と言うタイトルの文章を投稿しこれまでの自身の発言や行動を謝罪しました。
サン氏はこれまで度々自身のSNSで他の経営者やメディアを罵倒してきた経緯があり敵も多いと見られています。
サン氏が創業したPeiwoもポルノ配信疑惑などで中国当局から警告・指導を受けており、この事がトロン(TRX)の先行きにも不安の影を落としています。

開発が遅いとの指摘

2017年12月にはトロンの開発情報が公開されましたが、ここで開発が殆ど進捗していないのではないかと言う厳しい指摘をされています。
トロン(TRX)は10年に及び開発計画が立てられているので、最初の遅れを不安視した意見が多かった様です。

開発への疑惑

2018年1月には、トロン (TRX)ホワイトペーパー(事業計画書)の中味がファイルコインという別の仮想通貨(暗号資産)の内容と酷似していると言う”コピペ疑惑” が発覚します。
開発自体がきちんと行われておらず、その辺の資料から事業計画書をでっち上げて資金を集め様としているのではないかとの憶測を呼んだわけです。
ソン氏は作業上のミスだとして疑惑を否定しましたが、トロンの価格は一時下落しています。

国内の取引所で購入できない

トロン(TRX)は、日本の取引所では取り扱っている所が無く、購入する事ができません。
どうしてもトロン(TRX)を購入したいと言う事であれば、海外の取引引所に口座を開設して購入する必要があります。

価格の見通し

2021年1月3日現在、トロン(TRX)の価格は2.79円を付けています。
トロン(TRX)の発行上限は1000億TRXで、ビットコイン(2100万枚)の4700倍以上になります。
その為、価格がビットコイン(BTC)の様に100万円、200万円の様になるのは正直難しいと見られます。
それでもICOの爆発的な人気ぶりからも分かる様に、そのビジネスモデルには非常に大きな魅力と可能性が感じられます。
中国と言う巨大なマーケットにしっかりと足掛かりを持っているのも魅力で、将来的に価格が10倍、それ以上に上昇する可能性も充分にあると言えます。
既に25円強の価格を付けた実績もあり、それでも6倍になります。
2018年6月23日には、トロン(TRX)が10億枚のコインをバーン(焼却)し、消滅させました。
但し、創業者サン氏はその葉に衣着せない言動から敵も多く、また中国当局とも良い関係を築ききれていないと見られる点は、大きなリスクとして考慮する必要がありそうです。
いずれにしても、実際の取引は御自身の判断、自己責任でお願いします。

まとめ

トロン(TRX)は、クリエイターとユーザーを繋ぐと言う非常に分かりやすい、しかも魅力的なコンセプトを持つ仮想通貨(暗号資産)です。
YouYuberが人気の職業の1つに挙げられる様になった今日、そのハードルを更に下げ間口を拡げて、様々なコンテンツの発信を可能にする仕組みには可能性を感じる人も多いと思います。
中国当局の規制やサン氏の動向には注視する必要がありますが、ポテンシャルは|計り知れないと思います。
是非、トロン (TRX)に注目して下さい。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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