リスク(LSK)とは⁉暗号資産の特徴を解説

暗号資産
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リスク(LSK)

(2021.01.03.改訂)
リスク(LSK)は、2016年に稼動を開始した暗号資産(仮想通貨)です。
日本の暗号資産交換会社でもビットフライヤーCoincheckなどで取扱いがあり、知名度があるコインでもあります。
時価総額は151億円

を誇り、時価総額ランキングで88位に付けているコインです。
通貨単位はLSKで、1億5600万LSKが発行上限となっています。
リスク(LSK)について、その特徴、メリット、デメリットなどを解説します。

■通貨名称 リスク (Lisk)
通貨単位 LSK
通貨単価 119.1円* (前回224.2円**)
時価順位 88位*  (前回36位**)
時価総額 151億円*(前回264億円**)
公開時期 2016年5月24日公開
発行上限 156百万枚(上限は無し)
承認方式 DPoS

開発主体 Lisk Foundation
(* 2021.01.03. CoinMarketcap公開データより集計)
(**2019.06.20. CoinMarketcap公開データより集計)

リスクとは

リスク(LSK) は、マックス・コーデック(Max Kordek)氏オリバー・ベドゥ(OliverBeddows)氏によって開発され、2016年に稼働が始まった仮想通貨(暗号資産)です。
より正確に言うと、分散型アプリケーションの実現を目指すプラットフォームの名称がリスク(Lisk)であり、リスクのプラットフォーム上で使われる仮想通貨(暗号資産) がリスク(LSK)と言う関係になります。

分散型アプリケーションのプラットフォームとは、多くの人が自由に様々な機能を持ったアプリケーションを動かす事ができる基盤・土台の様な場所の事です。
色々なアプリが動かせるスマホのOSをイメージして頂けると、分かりやすいのではないでしょうか。
ちょっと紛らわしいですが、Lisk「簡単にサービスを作れる」を意味する造語で、Risk(危険·リスク)の意味ではありません。
プラットフォーム開発を進めている事や、スマートコントラクト機能を有している事などから、イーサリアム(ETH)と比較される事が多いコインです。

リスクの特徴

リスクの特徴としてはどの様なものがあるでしょうか。
主な特長として挙げられるのは、

●リスク(LSK) を扱う取引所が増えている
●簡単で汎用性が高いプログラム言語
●スマートコントラクト機能がある
●サイドチェーンを実装し、処理能力が高い
●DPoS方式で承認時間が短い
●初心者でもマイニングに参加が可能

と言った項目が挙げられます。

リスク(LSK)を扱う取引所が増えている

リスク(LSK) は、ビットフライヤーCoincheckなど、日本の仮想通貨交換業者でも取扱いがあり、購入する事ができます。
リスク(LSK) は海外の取引所でも上場が増えてきています。
クロス・エクスチェンジABCCと言った取引所にも上場を果たしています。
上場される取引所が多くなると、流動性が高くなり、価格が上がりやすい状況が生まれます。
特に、有力な取引所への上場は価格上昇の大きな契機になるので注意深く見ておくと良いかも知れません。

簡単なプログラム言語

リスク(LSK)の大きな特徴として、リスク(LSK)のプログラムコードがジャバ・スクリプト(JavaScript)と言う言語で書かれていると言う点があります。
比較される事の多いイーサリアム(ETH)は、Solidityと言うマイナーでしかも難易度が高いプログラム言語で書かれており、コードを読みこんだり、機能を書き込める人がそもそも少ないと言う問題を抱えています。
これに対し、リスク(LSK)に採用されているジャバ・スプリクトはとてもメジャーなプログラム言語の1つで、扱える人の絶対数が多く汎用性が高いと言う利点を持っています。
ジャバ・スプリクトはプログラマーなら誰でも知っていると言うレベルの一般的な言語なので、
参入障壁が低く、アプリケーションなどの開発が活発になる事が期待されます。

スマートコントラクト機能がある

リスク(LSK)では、スマートコントラクトという機能を実装しています。
スマートコントラクトとは、 契約がプログラムによって自動的に執行される仕組みの事です。
イーサリアム(ETH)が実装した事によって仮想通貨(暗号資産)の新しい領域を切り開いたと評価される、非常に優れた機能でもあります。
スマートコントラクトでは、承認者を必要とせずに様々な作業を自動的に処理する事ができます。
今後この機能を使ったさまざまなサービスが実現していけば、リスク(LSK)も更に利用されていく事になる訳です。

サイドチェーンを実装

リスク(LSK)ではサイドチェーン(Sidechain)と呼ばれる技術を実装しています。
ブロックチェーン技術では情報の固まり (ブロック)をチェーンの様に繋いで行くのですが、通常は一本のチェーンで成り立っています。
ここでメインチェーンとは別のブロックチェーンを作り、サイドチェーンとして使用することで取引の処理速度を格段に速くする事ができます。
またプログラムにバグが見つかって元の状態に戻したい時も、サイドチェーンを書き換える事で修復ができるなど、システムの柔軟性が大幅に向上します。

DPoSとは

リスク(LSK)では、ブロックチェーン記録を承認する方法(コンセンサス・アルゴニズム)にDPoS(Delegated Proof of Stake)と呼ばれる方式を採用しています。
リスク(LSK)の所有者が投票を行なって代表者を決め、上位101名の代表者が優先的に取引データの承認作業 (マイニング)に当る仕組みになっています。
間接民主制のような方式と説明させれる事が多いです。
この仕組みによって承認速度は劇的に早くなります。
ビットコイン(BTC)の取引承認時間が10分程度であるのに対して、リスク(LSK)の承認時間は約10秒ほどしか掛かりません。
また作業する人を絞っているので、マイニングに消費する電力量も圧倒的に少なくなります。

初心者でもマイニングに参加が可能

リスク(LSK)では、専門的な知識を持っていなくてもマイニングに参加する事ができます。
マイニングの代表者でなくても、投票者として報酬を受け取る事も可能です。
リスク(LSK)のマイニングには、ヴォーティングとフォージングと言う2つの参加方法があります。

ヴォーティング(初心者向)

ヴォーティング(Voting)は、取引記録の承認作業(マイニング)をする101人の代表者を投票形式で決定するという作業です。
投票にはリスク(LSK)の保有者であれば参加でき、代表者について最大101人まで投票する事ができます。
1回の投票に付き、1LSKを支払う必要があります。
1度に33人迄投票ができるので、最大人数 (101人)の投票をする為には4回手数料を払って投票をする必要があります。
投票した人が代表者に選ばれてマイニング作業を実施すると、マイニング報酬の一類を継続的に受け取る事ができます。

フォージング(専門化向)

フォージング(Forging)は、代表者として実際にマイニングに当る方法です。
フォーギングに参加するには、まず最初に30LSK以上を保有する必要があります。
その上で代表者の投票で上位101人に選ばれなければいけませんが、参加者は1,000名以上になる為、上位101人に入るのは簡単ではありません。
代表者に選ばれる為には、基本的には資金力が重要な要素になってきます。
晴れて代表者に選ばれると、マイニング作業を受け持つ事ができ、報酬を獲得する事ができます。

リスクのデメリット

リスク(LSK)のデメリットとしてはどの様な事があるでしょうか。
主なデメリットとしては

●開発スピードが遅い
●イーサリアムと競合する場面が多い

と言った項目が挙げられます。

開発スピードが遅い

リスク(LSK)では、分散型アプリケーションのプラットフォーム開発を進めていますが、ライバルと目されるコイン達と比べると、その開発スピードは決して速いとは言えません。
仮想通貨(暗号資産)業界の開発競争は燈烈なだけに、一層の奮起を期待したいところです。
もっともリスク(LSK)の開発を主導するリスク財団(Lisk foundation)は、2018年以降相次いでリスク(LSK)のバージョンアップや機能追加などを打ち出しています。
開発のロードマップも更新され、 今後の展開に期待が持てます。

イーサリアムと競合する場面が多い

リスク(LSK)は機能的にも概念的にもイーサリアム(ETH)と似ている部分が多い為、何か実用的なサービスを開発・展開しようとすると、イーサリアム(ETH)と競合する場面が多くなります。
イーサリアム(ETH)の時価総額が約3.1兆円にも達するのに対して、リスク(LSK)の時価総額は260億円と1%にも及びません。
大きなプロジェクトであればあるほど、リスク(LSK)よりイーサリアム(ETH) と組んで展開したいと考えるのは当然です。
リスク(LSK) 独自の機能やサービスをどの位打ち出せるかが重要になってくると思います。

今後の展開

リスク(LSK)では、今後どの様な展開が進められるのでしょうか。
主な展開としては

●SDKの配布
●ICOの支援
●取引所の創設

などが挙げられます。

SDKの配布

リスクでは、SDKと呼ばれる開発モジュールの配布を予定しています。
SDK(Sidechain Development Kit)とは、アプリケーションをプログラミングするための開発キットの事で、これを使う事によってより簡単にアプリケーションを開発する事ができる様になります。
SDKにはLisk CommanderLisk ElementsLisk CoreLisk Hubの4つの強力なツールで構成され、それぞれ独自の機能を持つ事がアナウンスされています。
SDKは、当初は2018年4月に配布予定でしたが何度か延期されており、2020年には配布が実施されると見られています。
SDK配布が実行されれば、リスク(LSK)の価格上昇にも大きな影響を与えると見られており、 期待されています。

ICOの支援

リスク財団では、リスクのプラットフォームを使ってICOを行うプロジェクトに対して、最大で約51億円の支援を行う事を発表しました。
同じ様な機能を持ちながら、ICOで既に圧倒的な実績を挙げているイーサリアムの様にICOでの利用を促したいと言う姿勢を打ち出しています。
実際、プラグラム言語がメジャーで理解しやすいジャバ・スプリクトであると言う点を活かして、リスク(LSK)を利用したICO案件も増加しています。

取引所の創設

リスクのプロジェクトでは分散型取引所(DEX)の開設準備を進めています。
ICOで発行されたトークンを、早い段階で取引所に上場させる事で流動性を高め、更にはリスク経済圏を大きくして行こうと言う戦略と考えられます。
日本のICOプラットフォーム 「COMSA」 と提携取引所「Zaif」との関係も、この様な戦略を採っています。

リスク(LSK)の価格はどうなるか

リスク(LSK)の価格は2021年1月3現在で119.1円の価格を付けています。
今後の価格がどうなるかについては不透明な部分が多いですが、価格の伸びしろがあるコインである事は確かです。
リスクは2017年12月には2,500円を超える価格を付けています。
2017年初頭には16円程だったので、1年で156倍もの高騰を果たしたコインだったのです。
2017年の価格の上昇率という点ではビットコインやイーサリアムを圧倒する上昇ぶりでした。
更に翌1月末ビットフライヤーでの取扱いが発表されて一時価格が3,600円まで急騰しましたが、そこからは大幅な下落となっています。
リスクの発行枚数がビットコインの7倍程度(156百万枚)である事と、2,500円まで価格が持ち上がった実績を考えれば、今後ポジティブなニュースが重なれば2,500円辺りまで価格が上昇してもおかしくはないと考えられます。
2018年10月5日にはリスク専用のスマートフォンアプリ「Lisk Mobile」がリリースされるなど、ポジティブなニュース・リソースは充分にあります。

もちろん価格には下落の可能性もありますので、実際の取引はあくまで自己判断、自己責任でお願いますね。

まとめ

リスク(LSK)はしっかりした機能を持ち、スマートコントラクトやDPoSなど優れたスペックを持つコインです。
SDKの配布により、今後魅力的なアプリケーションが投入されてくる様になればリスク(LSK)は実用化の一早く進むコインとして、注目を集める事になるでしょう。
今後も要注目なコインの1つです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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