仮想通貨(暗号資産)トップ21~40

暗号資産(仮想通貨)
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多種多様な暗号資産

最初の仮想通貨(暗号資産)、ビットコイン(BTC)が誕生してから10年余りの間に世界中で多種多様な仮想通貨(暗号資産)が生み出されています。
その種類は既に3, 000種類に及ぶとも言われています。

上位21~40コイン

前項に引き続き、2019年6月20日のCoinMarketCapが発表したデータを基に仮想通貨(暗号資産)の時価総額21~40位のコインを見ると表の様になります。
(※以下本頁のデータは同日のCoinMarketCapデータを集計しています)

順位コイン名称時価総額
21ネム(XEM) 848億円
22Zcash (ZEC)810億円
23Maker (MKR)780億円
24オントロジー(ONT)767億円
25チェーンリンク(LINK)694億円
26ビットコイン・ゴールド (BTG) 518億円
27Crypto.com Chain 498億円
28Basic Attention Token (B 466億円
29VeChain (VET) 437億円
30ドッジコイン(DOGE)405億円
31USDコイン(USDC) 373億円
32クァンタム(QTUM) 370億円
33OmiseGO (OMG)317億円
34BitTorrent (BTT) 309億円
35Decred (DCR) 305億円
36リスク (LSK) 264億円
37Waves(WAVES) 262億円
38Ravencoin (RVN) 260億円
39ビットコイン・ダイヤモンド (BCD) 259億円
40Holo (HOT) 252億円
全体31.1兆円

この辺りになると、 時価総額のシェアは仮想通貨(暗号資産)全体の0.1~0.3%しか無く大きな勢力とは言えません。
しかしながら、今後上位コインへと成長しそうな有望コインが緯めいていて大きなジャンプアップが期待できるコインもあります。
注目されるコインをピックアップしたいと思います

ネム(XEM)

●PJ名称 ネム(NEM)
●通貨略称 XEM

●総合順位 21位※
●時価総額 848億円※

ネム(XEM)は日本でも人気の高いコインの1つです。
国内の交換業者でも取扱があります。
2018年1月に仮想通貨交換業者で発生したネム(XEM)大量流出事件によって、図らずも広く一般に認知される事になりました。
数度に渡るバージョンアップを経て、 桁違いの処理能力を獲得しようとしています。
最新のバージョンアップ「カタパルト」実装が間近となっており、 更なる飛躍が注目されます。

Zcash (ZEC)

●PJ名称 ジーキャッシュ(Zcash)
●通貨略称 ZEC
●通貨価格 11928.26円※
●総合順位  22位※
●時価総額  810億円※

Zcash (ジーキャッシュ)は、2016年に誕生したコインです。
日本では余り知名度がありませんが、海外ではかなりの知名度を持っています。
個人のプライバシー保護を重視した設計で、匿名性の高いコインとして知られています。
匿名性の高いコインとしては、DASH (DASH)やモネロ(XMR) なども有名ですが、Zcash(ZEC) はそれ以上の匿名性を持つとされています。
技術的には非常に有力なコインですが、匿名性が高過ぎる事がマネーロンダリングに利用される可能性を問題視される事も多く、各国の規制によって影響を受けやすいと言う側面も持っています。

ビットコイン·ゴールド (BTG)

●PJ名称 ビットコインゴールド(BitcoinGold)
●通貨略称 BTG
●通貨価格 2960.15円※
総合順位 26位
●時価総額 518億円

ビットコイン・ゴールド (BTG) は2017年11月にビットコイン(BTC)から分裂して誕生したコインです。
主にビットコインのマイナー(採掘者)達が中心となって、開発したコインになります。
同じ様にビットコインから分裂したビットコイン・キャッシュ(BCH)が、 結果的に保有者に大きな利益を商したと言う経験があり、二匹目のどじょうを狙った感も否めません。
ビットコイン(BTC)の保有者には、保有量と同数のビットコイン・ゴールド (BTG)が配布された事から、 ビットコイン・ゴールド (BTG) は初めから所有者が多く、流動性が大きいと言う特徴があります。
(※取引所やウォレットの受入体制により、受け取れないケースもあります)

VeChain (VET)

●PJ名称 ヴィー・チェーン(VeChain)
●通貨略称 VET
●通貨価格 0.79円※
●総合順位 29位
●時価総額 437億円

VeChain(ヴィ・チェーン)は商品の記録をブロックチェーンに残す事ができる機能を持つコインです。
特酢なチップを製品(商品)に埋め込み、その情報をコインと連動させると言うものです。
製造業、小売業の商品管理に大きな影響を与える可能性のある機能として注目を集めています。
BMWやH&M、ファミリーマートの大企業が実験導入に踏み切るなど現実のビジネスへの展開が進み、期待が膨らみます。

Qtum (QTUM)

●PJ名称 クォンタム(Qtum)
●通貨略称 QTUM
●通貨価格 386.28円※
●総合順位  32位
●時価総額  370億円

Qtum(クアンタム/QTUM)は、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の融合型コインとして開発時から注目を集めていたコインです。
グーグル傘下の企業や、アマゾン・ウェブ·サービスの中国部門など世界的な企業との提携が相次いで明らかになるなど、 今後の展開にも益々注目が集まっています。

オミセGO (OMG)

●PJ名称 オミセGO(OmiseGO)
●通貨略称 OMG
●通貨価格 226.08円※
●総合順位 33位
●時価総額 217億円

オミセGO (OMG)は、日本人が開発し、東南アジアを中心に人気を博しているコインです。
既にタイなどではマクドナルドでも決済に利用できるなど、 実生活への展開が進んでいます。

リスク(LSK)

●PJ名称 リスク(LISK)
●通貨略称 LSK
●通貨価格 224.2円※
●総合順位 36位
●時価総額 264億円

日本でも大手取引所のビットフライヤーが扱っていた為、 リスク (LSK)を知っていると言う人も多いと思います。
リスク(LSK)は2016年に稼動が始まったコインで、スマートコントラクト機能を実装している事から、イーサリアム(ETH)と比較される事が多いコインでもあります。
イーサリアム(ETH)のプログラムがかなり特殊なプログラミング言語で書かれているのに対し、リスク(LSK) のプログラムはジャバ・スクリプトと言う一般的な言語で書かれており、汎用性が高いと言う特徴があります。

ビットコイン·ダイヤモンド (BCD)

●PJ名称 ビットコインダイヤモンド
●通貨略称 BCD
●通貨価格 139.01円※
●総合順位 39位
●時価総額 259億円

ビットコイン・ダイヤモンド(BCD)は、ビットコインからの分岐によって2017年11月に誕生したコインです。
ビットコイン・キャッシュ(BCH)、 ビットコイン・ゴールド (BGD)に続いて3匹目のどじょうを狙った感もありますが、 ビットコイン・ゴールド(BGD)と同様、 やはりマイニング(採掘)グループが主導して開発されました。
匿名性が高い事や、取引手数料の安さ、参入の敷居を低さの実現を目的としています。
現在の所、日本の取引所では取扱いがありません。

その他の注目コイン

また41位以下のコインにも注目度の高いコイン、 有望なコインは幾つも存在します。
幾つかコインをピックアップしていきます。

オーガー(REP)

●PJ名称 オーガー
●通貨略称 REP
●通貨価格 1969.01円※
●総合順位 45位
●時価総額 217億円

オーガー(REP)は「予測市場」 のスマートコントラクト化を目指したプロジェクトであり、そこで使われるコインです。
将来を予測した契約をスマートコントラクトとしてブロックチェーンに記述します。
予測が当たればオーガー(REP)が貰え、予測が外れればオーガー(REP)を失います。
保険システムなどへの応用が考えられています。

モナコイン(MONA)

●PJ名称 モナコイン(MONACOIN)
●通貨略称 MONA
●通貨価格 256.45円※
●総合順位 56位
●時価総額 169億円

モナコイン(MONA)は日本で誕生したコインです。
時価総額の順位は50位台ですが、国内の交換業者の多くで取扱いがあります。
2チャンネルから誕生したコインとして活発なネットコミュニティを持ち、モナコイン(MONA)が使えるバーやフリーマーケットが展開されています。
日本の国内では、実際の決済ではビットコイン (BTC)以上に使われているとも言われています。
利用実績もあり、コミュニティも活発なだけに、今後も期待されるコインと言えます。

まとめ

21位以下のコインを見てきましたが、まだメジャーとは言い切れないコインの中にも有望なコインがゴロゴロしています。
そうした魅力のあるコインを持って成長を期待するのも楽しいですよ。
但し、こうしたコインの殆どは、国内の仮想通貨交換所では購入する事ができません。
国内の交換所で購入できるのは、ネム(XEM)モナコイン(MONA)リスク(LISK)くらいのものです。
それ以外のコインを購入しようとするのであれば、一般的には、 海外の取引所にアカウントを開設してそこで購入する事になります。
Binance」「BitForex」と言った世界的な取引所ではこれらのコインの殆どを取り扱っていて、取引をする事ができます。
また仮想通貨(暗号資産)の世界では、 誕生したばかりのコインがいきなり上位に入ってくる事があります。
あるいは100位以下に低迷していいた様な知名度の低いコイン(草コイン)が技術革新や大企業との提携などをきっかけに一気に浮上してくる事もあります。
単価が0.1円位から100円になれば1000倍です。
そんな夢のある草コインを捜すのも面白いでしょう。
お金の話だけではなく、 注目していたコインが成長し、認識されて、世の中に影響を与えて行くのを追って行くのも楽しい事だと思いますよ。

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