- 激変する仮想通貨市場
- 第41位 テゾス(XTZ)
- 第42位 アルゴランド(ALGO)
- 第43位 Klayth
- 第44位 アイオタ(IOTA)
- 第45位 シバイヌコイン
- 第46位 Axie Infinity(AXS)
- 第47位 Avalanch
- 第48位 コンパウンド(COMP)
- 第49位 TerraUSD(UST)
- 第50位 Quant(QNT)
- 第51位 HederaHahgraph(HBAR)
- 第52位 ビットトレント(BTT)
- 第53位 ディークレッド(DCR)
- 第54位 フォビトークン(HT)
- 第55位 クサマ(KSM)
- 第56位 エルロンド(EGLD)
- 第57位 Waves(WAVES)
- 第58位 ThetaFuel(TFUEL)
- 第59位 ダッシュ(DASH)
- 第60位 チリーズ(CHZ)
- 第61位 ネム(XEM)
- 第62位 Stacks(STX)
- 第63位 Celsius(CEL)
- 第64位 Zcash (ZEC)
- 第65位 THORChain
- 第66位 TheUSD(TUSD)
- 第67位 ヘリウム(HNT)
- 第68位 yearn.finance(YFI)
- 第69位 デセントラランド(MANA)
- 第70位 Enjin Coin(ENJ)
激変する仮想通貨市場
本サイト『コイン資産倶楽部』では定期的に仮想通貨(暗号資産)の時価総額ランキングを紹介しています。
前回は今年4月25日時点のランキングを紹介したのですが、その後多くのコイン価格の下落局面があったり、下落からの反転があったりと僅か数ヶ月の間にまた勢力図が大きく書き換えられています。
そこで今回は2021年8月2日時点の最新の時価総額ランキング41位〜70位を紹介していきます。
1位〜40位のランキング詳細については記事を参考にして下さい。
第41位 テゾス(XTZ)
■名称 テゾス
■記号 XTZ
■順位推移 20位>37位>41位
■通貨価格 488.98円>336.25円
■時価総額 3,804億円>2,873億円
テゾス(XTZ)は既存の多くの暗号資産が抱える問題を解決することを目指して開発されたコインです。
2017年にICOで総額10億ドル(約1080億円)にのぼる資金を集めて脚光を浴びました。
ところがその後は創設者グループの内紛が露呈するなどネガティブなニュースが続き、一時低迷していました。
それでもコインの分裂が起こらない仕組みや、安全性の高いスマートコントラクト機能など注目される機能は多く、頭角を現してきました。
テゾスの保有者は、デリゲートという専用ウォレットにテゾスを預けると報酬を得る事ができます。
他のコインではコスモス(ATOM)なども同じような仕組みをもっています。
2020年12月には日本の暗号資産取引所にも上場され、取引できるようになりました。
独自技術への評価は高く今後も期待されるコインです。
第42位 アルゴランド(ALGO)
■名称 アルゴランド
■表記 Algorand
■記号 ALGO
■順位推移 50位>39位>42位
■通貨価格 118.27円>89.38円
■時価総額 3496億円>2,834億円
第43位 Klayth
■名称 Klayth
■記号 KLAY
■順位推移 ー>43位>25位
■通貨価格 224.40円>113.07円
■時価総額 5,514億円>2,817億円
第44位 アイオタ(IOTA)
■名称 アイオタ
■記号 IOTA
■順位推移 38位>27位>44位
■通貨価格 183.87円>98.78円
■時価総額 5,110億円>2,742億円
アイオタ(IOTA)はIoT社会の実現に向けて、最適ないんインフラを構築しようというプロジェクトでIOTAはその中で使われる暗号資産として開発が進められています。
IoTは日常のあらゆるものをインターネットに接続してより社会を便利にして行こうという構想です。
IOTAはその中で発生する小額の決済に適しており、送金手数料無料で迅速な決済を行う事ができます。
またIoTではセキュリティが脆弱だと、日常生活を外部者にコントロールされてしまう危険がありますが、IOTAでは一回毎に秘密鍵が変わる仕組みなどを実装しています。
今後の需要が大いに期待される分野だけにIOTAにも注目が集まっています。
第45位 シバイヌコイン
■名称 シバイヌコイン
■記号 SHIB
■順位推移 ー>ー>45位
■通貨価格 ー>0.00069円
■時価総額 ー>2,708億円
2021年3月のイーロン・マスク氏が発したツイッターをきっかけに高騰したドージコインの波に乗って二番煎じ的に価格が高騰したのがこのシバイヌコインです。
ある種の「ネタ」コインですが、現に大変な時価総額を抱えている事実は動かしようが無く、価格に理由を求める人達の頭痛の種ともなっています。
第46位 Axie Infinity(AXS)
■名称 AxieInfinity
■記号 AXS
■順位推移 >46位
■通貨価格 >4391円
■時価総額 >2,675億円
AxieInfinityは人気を集めるブロックチェーンゲームです。
アクシー(Axie)というモンスターを使って戦うバトルゲームなのですが、2体のアクシーを交配(ブリード)させてアクシーを誕生させることもできます。
バトルに勝ったり、アクシーを売ったりすることでAXSトークンを手に入れることができます。
第47位 Avalanch
■名称 Avalanch
■記号 AVAX
■順位推移 ー>41位>47位
■通貨価格 2,407円>1437円
■時価総額 3,097億円>2493億円
第48位 コンパウンド(COMP)
■名称 コンパウンド
■表記 Conpound
■記号 COMP
■順位推移 43位>42位>48位
■通貨価格 60,574円>43899円
■時価総額 3,074億円>2369億円
コンパウンド(COMP)は2020年から2021年に掛けて巻き起こったDeFiブームのきっかけになったプロジェクトです。
仮想通貨(暗号資産)を預かってそれを貸し付け、利益を金利として支払うという仕組みは、その後多くのDeFiプロジェクトに影響を与えています。
第49位 TerraUSD(UST)
■名称 TerraUSD
■記号 UST
■順位推移 ー>57位>49位
■通貨価格 107.82円>110.01円
■時価総額 2,018億円>2249億円
TerraUSDは韓国発のステープルコインです。
米ドルと価格がほぼ同じになる様に設計されています。
TerraUSDとLUNAという2種類のコインを連携させて、LUNAの価格変動によってTerraUSDの価格を安定させる仕組みを取っています。
第50位 Quant(QNT)
■名称 Quant
■記号 QNT
■順位推移 ー>122位>50位
■通貨価格 3999円>17,838円
■時価総額 483億円>2152億円
第51位 HederaHahgraph(HBAR)
■名称 ヘデラ・ハッシュグラフ
■英語 HederaHahgraph
■記号 HBAR
■順位推移 ー>54位>51位↗
■通貨価格 27.06円>22.88円
■時価総額 2,203億円>2127億円
第52位 ビットトレント(BTT)
■名称 ビットトレント
■表記 BitTorrent
■記号 BTT
■順位推移 61位>30位>52位
■通貨価格 0.72789円>0.3168円
■時価総額 4,803億円>2091億円
ビットトレントは2001年から展開されているデータ共有サービスです。
2018年にトロンに買収された後、2019年にバイナンスIEOでBTTのトークンセールを行いました。
BTTを支払うことでビットトレントで優先的にファイルをダウンロードできるなどのインセンティブがあります。
第53位 ディークレッド(DCR)
■名称 ディークレッド
■表記 Decard
■記号 DCR
■順位推移 46位>50位>53位
■通貨価格 20,038円>15,965円
■時価総額 2,592億円>2,068億円
ディークレッド(DCR)は、コインの運営方針はそのコインの保有者によって決められるべき という理念を掲げている仮想通貨(暗号資産)です。
非中央集権的な意思決定を重視しており、制度設計に反映されています。
第54位 フォビトークン(HT)
■名称 フォビトークン
■記号 HT
■順位推移 34位>40位>54位
■通貨価格 1,881.76>1154円
■時価総額 3461億円>1936億円
Huobiトークン(HT)はシンガボールに拠点を置く世界有数の仮想通貨取引所Huobi Global(
フォビグローバル)が発行するコインです。
第55位 クサマ(KSM)
■名称 クサマ
■表記 Kusama
■記号 KSM
■順位推移 45位>46位>55位
■通貨価格 33,239円>22697円
■時価総額 2,815億円>1923億円
クサマ(KSM)は時価総額上位の仮想通貨でもあるポルカドット(DOT)が、その実験版として2019年にリリースしたプラットフォームです。
ポルカドット(DOT)と同じコードをベースにしています。
ポルカドットへの装備が検討されている機能や技術は先にクサマに実装されて試験運用されるという関係になります。
その為、ポルカドットより先にクサマの価格が上がりやすい傾向があります。
第56位 エルロンド(EGLD)
■名称 エルロンド
■表記 Elrond
■記号 EGLD
■順位推移 ー>47位>56位
■通貨価格 16,159円>9710円
■時価総額 2,803億円>1867億円
エルロンド(EGLD)はイーサリアムなどで問題となっているスケーラビリティ問題を解決しようとするプロジェクトです。
セキュア・プルーフ・オブ・ステーク(SPoS)という承認方式の採用によって毎秒1万件の取引処理を実現します。
第57位 Waves(WAVES)
■名称 Waves
■記号 WAVES
■順位推移 48位>71位>57位
■通貨価格 1432円>1750円
■時価総額 1516億円>1852億円
Waves(WAVES)はロシア経済圏で知名度のある暗号資産です。
日本でも投資家の与沢翼氏が購入して話題になりました。
スマートコントラクト機能を実装し、トークンを簡単に発行できるなど多くの利点を持つコインです。
第58位 ThetaFuel(TFUEL)
■名称 ThetaFuel
■記号 TFUEL
■順位推移 ー>73位>58位
■通貨価格 26.43円>34.06円
■時価総額 1398億円>1806億円
第59位 ダッシュ(DASH)
■名称 ダッシュ
■記号 DASH
■順位推移 36位>45位>59位
■通貨価格 28,105円>17522円
■時価総額 2,837億円>1798億円
ダッシュ(DASH)は匿名性と送金の即時性に優れた仮想通貨(暗号資産)です。
日本では余り知名度がありませんが、国際的にはポピュラーなコインといえます。
基本性能は高く、ビットコインでは約10分掛かる取引処理もダッシュは約4秒で実行する事ができます。
但し金融庁が認める暗号資産のリスト(ホワイトリスト)の中にダッシュは載っておらず、国内の交換業者では取引ができません。
ダッシュの匿名性の高さがマネーロンダリングに利用されやすいとの懸念がある為と考えられます。
第60位 チリーズ(CHZ)
■名称 チリーズ/Chilliz
■記号 CHZ
■順位推移 ー>52位>60位
■通貨価格 42,52円>28.96円
■時価総額 2,393億円>1707億円
チリーズ(CHZ)はサッカーを中心にF1、格闘技、クリケットなどさまざまなスポーツクラブのファントークンを扱うSocios.comで基軸通貨として使われている仮想通貨(暗号資産)です。
Socios.comには世界の強豪クラブが続々と参加しており、今後の更なる成長が期待されています。
第61位 ネム(XEM)
■名称 ネム/NEM
■記号 XEM
■順位推移 19位>48位>61位
■通貨価格 29.84円>18.55円
■時価総額 2,685億円>1670億円
ネム(XEM)は日本でも非常に人気の高いコインの1つで、国内の暗号資産交換会社でも早くから取扱いされています。
プロジェクト(プラットフォーム)の名称は「NEM」で、通貨名称は「XEM」となります。
2018年1月に日本の交換会社コインチェックで発生したネム大量流出事件によって、良くも悪くも一般に広く知られる事になりました。
価格も一時期は低迷していましたがその間もプロジェクトとしては進捗を進め、数度のバージョンアップを経て桁違いの処理能力を獲得しようとしています。
2021年にも最新のバージョンアップ「Symbol」実装を控え、更なる飛躍を狙っています。
第62位 Stacks(STX)
■名称 Stacks
■記号 STX
■順位推移 ー>55位>62位
■通貨価格 194,23円>134.82円
■時価総額 2,170億円>1598億円
第63位 Celsius(CEL)
●名称 Celsius
●記号 CEL
●順位推移 21位>68位>63位
●通貨価格 665.47円>667.32円
●時価総額 1591億円>1594億円
Celshiusは暗号資産のレンディング(貸付)事業とウォレットを展開するプロジェクトです。
2020年後半に急速な拡大を見せ、上位を伺う存在に育ってきました。
今後の展開が注目される暗号資産です。
第64位 Zcash (ZEC)
■名称 ジーキャッシュ/Zcash
■記号 ZEC
■順位推移 41位>49位>64位
■通貨価格 22,544円>12,856円
■時価総額 2,621億円>1586億円
Zcash(ジーキャッシュ)は2016年に誕生した仮想通貨(暗号資産)です。
日本では余り知名度がありませんが、海外ではかなり知名度があるコインです。
個人のプライバシー保護を重視した匿名性の高いコインという特徴を持っています。
匿名性の高いコインとしてはDASHやモネロなども有名ですが、Zcashは機能的にはそれら以上の匿名性を持つコインと見られています。
ただ匿名性が高過ぎることが逆にマネーロンダリングに利用されるのではないかと問題視される事も多く各国の規制による影響を受けやすい側面も抱えています。
第65位 THORChain
■名称 THORChain
■記号 RUNE
■順位推移 ー>44位>65位
■通貨価格 1,221円>666.9円
■時価総額 2,872億円>1563億円
第66位 TheUSD(TUSD)
■名称 TheUSD
■記号 TUSD
■順位推移 ー>66位
■通貨価格 >109.7円
■時価総額 >1379億円
第67位 ヘリウム(HNT)
■名称 ヘリウム
■表記 Helium
■記号 HNT
■順位推移 ー>84位>67位
■通貨価格 1405円>1446円
■時価総額 1124億円>1343億円
ヘリウム(Helium)は世界中にワイヤレス5Gの接続を提供し、高速で高品質の通信環境を実現することを目指しているプロジジェクとです。
ヘリウムのブロックチェーンは、既に1万1000に及ぶ都市で運用されている世界最大の分散型公共LoRaWANネットワーク*となっています。
このヘリウムの独自トークンとして発行されているのがHNTトークンです。
ヘリウムでは公式のホットスポットを運用しワイヤレスの通信環境を提供するユーザーに報酬としてHNTトークンを付与しています。
*LoRaWAN:長距離広域ネットワーク
第68位 yearn.finance(YFI)
●名称 yearn.finance
●記号 YFI
●順位推移 42位>69位>68位
●通貨価格 428万円>352万円
●時価総額 1583億円>1290億円
yearn.finance(YFI)は、ステーブルコインを預け入れると最適なレンディングサービスを選んで貸し出しするプラットフォームです。
2020年6月に公開されると、コインの価格が一時ビットコインを上回ったことで話題になりました。
発行枚数が少ないので時価総額は全く比較になりませんが、今後注目のコインであることは確かです。
第69位 デセントラランド(MANA)
■名称 デセントラランド
■表記 Decentraland
■記号 MANA
■順位推移 ー>59位>69位
■通貨価格 119.2円>75.99円
■時価総額 1,904億円>1285億円
デセントラランドはイーサリアムのブロックチェーンを活用したVR空間のプラットフォームです。
VR空間に保有している土地を売買できる他、ゲームをしたり、アイテムの売買ができるなどい多様な機能を提供しています。
デセントラランドで使われている独自通貨がMANAになります。
第70位 Enjin Coin(ENJ)
■名称 エンジンコイン
■表記 Enjin Coin
■記号 ENJ
■順位推移 ー>60位>70位
■通貨価格 221.98円>152.1円
■時価総額 1,851億円>1269億円
エンジンコイン(ENJ)はシンガポール発のゲームプラットフォーム「ENJIN」が展開する仮想通貨(暗号資産)です。
ゲームのキャラクターやアイテムを資産化できたり、NFTを発行できるなどの特徴を持っています。
2021年1月には日本の仮想通貨交換会社コインチェックにも上場が決まって大きな話題となりました。
次は71位から100位のコインです。
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