フロウ(FLOW)とは?!NFTに強みを持つブロックチェーンプロジェクトを解説

NFT
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フロウ(FLOW)

Flow公式HPより

フロウ(FLOW)はカナダに拠点を置くダッパーラボ社(Dppar Labs)社が開発したブロックチェーンです。
NFTに強みを持ち、独自の展開を進めています。
独自の暗号通貨FLOWも確実に浸透して存在感を高めています。
インスタグラムとのNFT分野での連携も発表され、更なる飛躍も期待されています。
今回はNFTプラットフォームとして成長するフロウ(FLOW)を紹介します。

イーサリアムベースの独自チェーン

フロウ(Flow)は、イーサリアムの基幹ブロックチェーン(レイヤー1)をベースに開発されたブロックチェーンです。
処理能力がイーサリアムよりも格段に高く、そのために送信速度を上げる為の補助機能(シャーディングなど)を必要としないという強みを持っています。
フロウ(FLOW)は多くのプロジェクトからNFTトレーディングカードやNFTゲームを展開するプラットフォームとして採用されています。
日本でもメルカリが手掛けるNFT事業のブロックチェーンにフロウが採用されると予想されています。
メルカリは既にプロ野球パ・リーグの動画販売を手掛けており、近い将来NFT化する計画を持っています。
あるいは日本のSNS分野の先駆け的存在であるミクシィ(Mixi)もフロウのブロックチェーンを使ってNFT事業を展開しています。

フロウ・トークン(FLOW)

フロウ・ブロックチェーンでは独自の暗号資産フロウ・トークン(FLOW)を発行しています。
フロウ・トークンはネットワーク手数料を始めとする決済手段として使われる他、開発者などへの報酬としても使われます。
バイナンスやKuKoinといった海外の大手取引所に上場し取引されています。
フロウ・トークンについては別に紹介したいと思います。

■通貨名称 フロウ・トークン
■通貨略号 FLOW
■承認方式 PoS方式
■開発企業 ダッパーラボ社
公式ホームページ

ダッパーラボ社

フロウを開発するダッパーラボ社(Dppar Labs社)は、カナダ発のブロックチェーン企業です。
ブロックチェーンゲームとして大人気となったクリプトキティズ(CryptoKitties)やNFTシリーズのNBAトップショットなど強力なコンテンツを多数抱えており、NFTを初めて本格的に展開した会社としても知られています。
2022年には米国経済誌ファスト・カンパニーの最もイノベーティブなゲーム会社の1つに選出されています。
NFTに圧倒的な強みを持つダッパーラボ社が開発した独自のブロックチェーンがフロウなのです。

■社名 ダッパーラボ社(Dppar Labs)
■設立 2018年2月
公式サイト

フロウのメリット

NFTを展開するブロックチェーンとしてフロウが採用される主な理由としては以下の項目が挙げられます。

●高速で安いネットワーク
●NFTのパイオニア
●ダッパーラボの実績

高速で安いネットワーク

NFTをやり取りするもっとも一般的なブロックチェーンはイーサリアムですが、イーサリアムは送受信がそれほど早いブロックチェーンではありません。
またイーサリアムでは取引量が急増した事による送金手数料の高騰が深刻な問題となっています。

NFTのパイオニア

フロウを開発したダッパーラボ社がNFTのパイオニア的な存在である事もNFT展開にフロウが使われる大きな要因になっています。
単にパイオニアというだけでは無く、ダッパーラボが展開したNFT分野での数々の実績が信頼の裏付けとなっています。

ダッパーラボの実績

ダッパーラボ社が展開する米国プロバスケットボール(NBA)のNFTトレーディングカード『NBAトップショット』は北米を中心に既に大変な人気となっています。
NBAトップショットはNBAの関連グッズを取引する場所として2020年10月に開設されたオンラインプラットフォームです。
レブロン・ジェームズのダンクシュートなどNBAのスター選手の動画をNFT化して展開しています。
購入した動画は収集・鑑賞するだけでは無くNFTトップショットの市場で売買することができます。
NBAトップショットはスタートからわずか8カ月で100万人のユーザーを抱えるサービスに成長し、ダッパーラボ社に成長をもたらすとともにNFTの人気が爆発する起点となりました。

インスタグラムとの連携

2022年8月4日、メタ社(旧フェイスブック社)がインスタグラムでのデジタルコレクションの投稿機能を発表し、同機能にフロウのブロックチェーンを使う事を明らかにしました。
インスタグラムにはコインベースウォレットと共にダッパーラボ社のウォレット「ダッパー
Dapper」も接続できる様になります。
インスタグラムは世界規模に展開されるSNSサービスの中でもNFTとの親和性がもっとも高いものの1つと見られています。
NFTが一般ユーザーに広がるための最大の課題はNFTを受け取る「箱」の一般化にあると考えられ、既に世界中にユーザーを抱えるインスタグラムがその受け皿として機能する事でNFTが一気に浸透する可能性をも秘めています。

まとめ

フロウ(FLOW)はNFT分野に強みを持つブロックチェーンプロジェクトです。
NFTを中心にフロウを採用するプロジェクトが続々と登場し、一大勢力を築き始めています。
独自チェーンではありますが、イーサリアムをベースに開発している事から今後イーサリアムを始めとした他のチェーンとのマルチチェーン化にも対応しやすいと見られます。
NFTが社会に浸透して行くと考えられる中でフロウの存在感は益々大きくなっていくでしょう。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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