Aave(AAVE)
Aave(アーべ)は分散型金融(DeFi)の中で、特に仮想通貨(暗号資産)の貸付サービスに強みを持つプラットフォームです。
資産を担保に仮想通貨を貸付する「レンディング」は、仮想通貨投資に新たな投資手法をもたらすサービスとして大きな注目を集めています。
このレンディングの分野に於いて、AaveはCompoundと共に最大手のプラットフォームの座にあります。
Aaveのプロジェクトについては別の記事を参照下さい。
Aaveトークン(AAVE)はAaveが発行するコインです。
通貨記号はAAVE。2021年5月2日時点で6,698億円の時価総額を誇り、時価総額ランキングで26位に付けています。
■PJ名称 Aave/アーべ
■通貨単位 AAVE
■通貨価格 53,640円*
■時価総額 6,698億円*
■時価順位 26位*
■発行枚数 16,000,000枚
■公開時期
■PJ区分 レンディングプラットフォーム
■公式HP https://aave.com/
Aaveトークン(AAVE)の特長
Aaveトークン(AAVE)の特長、メリットとしてはどの様なものがあるでしょうか。
主な項目としては以下の項目があげられます。
●Aaveの運営方針決定に投票できる
●ステーキングができる
Aaveの運営方針決定に投票できる
分散型レンディングプラットフォームAaveのガバナンストークンとして発行されたコインがAaveトークン(AAVE)です。
ガバナンストークンとは運営方式が投票によって決定される形式のプロジェクトの中で投票権を持つトークンのことです。
Aaveのシステムでは決められた手順(プロトコル)に沿って全ての取引が自動的に処理されますが、この手順を変更する際にはAAVE保有者の投票によってその可否が判断されます。
ステーキングができる
Aaveのプラットフォームでステーキングができる点も、投資面ではAaveトークンの非常に大きなメリットと言えます。
Aaveトークンをステーキングすると、2021年5月4日時点で年利7.12%の金利が貰える見込みとなっています。
Aaveのステーキングでは、システム側がステーキングしたAaveトークンを準備金に充てるクールダウン期間が設けられており、この期間はステーキングを止めることができません。
同日時点でクールダウン期間は10日間と設定されています。
ステーキングには本人確認書類の提出などは必要で無く(そもそもそうした仕組みがありません)、Aaveのネットワークにウォレットを接続するだけで参加することが可能です。
Aaveトークン(AAVE)の問題点
Aaveトークン(AAVE)の問題点、デメリットとしてはどの様なものがあるでしょうか。
主な項目としては以下の項目があげられます。
●類似コインとの競争
●国内の取引所で購入できない
類似コインとの競争
Aaveトークンの発行元であるAaveは有力な(分散型の)レンディングプラットフォームですが、Compoundという強力な競争相手を抱えています。
レンディングのユーザーは金利の僅かな差にも敏感な人が多いのでCompoundや後発のプラットフォームに顧客を奪われてしまうリスクが常にあります。
Aaveの人気が低下するとAaveトークンも少なからず影響を受けるリスクがあります。
国内の取引所で購入できない
Aaveトークン(AAVE)は日本国内の仮想通貨取引所には上場されておらず、購入することができません。
どうしてもAaveトークン(AAVE)を購入したいということであれば、海外の取引所に口座(アカウント)を作成して購入する必要があります。
2021年5月時点でAave(AAVE)を購入できる主な海外取引所は以下の通りです。
・Binance
・Huobi Grobal
・Coinbase Pro
価格の見通し
2021年5月2日現在、Aaveトークン(AAVE)の価格は53,640円を付けています。
Aaveトークン(AAVE)の総発行枚数は1,600万枚となっています。
ビットコイン(2,100万枚)よりも発行枚数の少ないコインはそれほど多くは無く、プロジェクトの進捗も良いので現在の価格から上がる可能性は十分にあります。
まとめ
Aaveトークン(AAVE)はDeFiの金融サービスの中でも注目度の高いレンディングプラットフォームの中で重要な役割を担っています。
分散柄金融(DeFi)の世界はまだまだ始まったばかりで、これからどこまで拡大するか計り知れません。
Aaveのプラットフォームが拡大すれば、自ずとAaveトークンも価値を増してくることになります。
Aaveトークンに注目をしてみて下さい。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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